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好きな人 ページ18

彼がゆっくり目を開く……

前に。



目が合ったりなんてしたら恥ずかしいから。
私は急いでキュヒョンさんに背を向けると。






ふわっと彼のにおいに包まれて。
とても心地よくなる。

もしやこれが…

バックハグというものか…。←




私の肩に顔を乗せて。

まるで甘えてくる猫みたいに私の顔を覗きながら。



KH「Aも、やれば出来るんじゃん。」


甘い声が耳元で響く。

彼の吐息が私の耳や首筋をくすぐって。

恥ずかしすぎて、顔が燃えるかもしれない。





KH「A。」


くるっと私の身体を方向転換させて。



KH「…俺からもしていい?」



断る理由がない。

私は気付けば頷いていた。



KH「ふふ(笑)」


柔らかく笑って頭を撫でてくれた。



いつ、どんなキスをされるのか。
私はそわそわしていて。

でもこんなこと、今までの私じゃ絶対に有り得ないこと。




"Aも好きになりかけてるんだよ、彼"


ユイの言葉が私の頭をよぎる。


もしかして………


なっちゃったの?



なりかけじゃなくて、

私は好きになっちゃったの?


……キュヒョンさんを。






KH「…もう、泣かない?(笑)」

「うん(笑)」


私、本当にあの日はキュヒョンさんに迷惑かけちゃったんだ……。
彼が気にしているのを見て、改めて思う。



KH「あの時は本当にごめん。
俺ちゃんと…その、加減するから。」


弱々しく言う彼。

…私ったら何やってるんだろう。



「謝らないで?」



初めて
キュヒョンさんの大きくて綺麗な手をとって握る。
少しびっくりしてる彼。



「私、本当に情けないよね。ごめんなさい。こんないい歳にもなって、怖いだなんて。」


しまった…と思った頃にはもう口に出していた。


「あのね、私にも出来たの。この人と一緒に幸せになりたいって思う人が。」




私、キュヒョンさんとなら幸せになれる気がする。

キュヒョンさんにはもう既に、そういう相手がいたとしても

私は彼がとても大事で。



「その人に大事に想う人がいたとしても私は……」



私の言葉を遮るように


キュヒョンさんの唇が

私の唇を塞いだ。



深くもなく、浅くもない。


でも
ただただ、彼と一緒に幸せになりたいって思わせるような


そんな甘いキス。

キミからの -KH side-→←決断のとき



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設定タグ:キュヒョン , SUPERJUNIOR , superjunior   
作品ジャンル:恋愛
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ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 乞うご期待です!笑 ありがとうございます(/ _ ; ) (2015年3月15日 9時) (レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - ぴーまんさん» 楽しみです〜(●´ω`●)ゞ頑張ってください!! (2015年3月14日 17時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん(プロフ) - Halukaさん» 嬉しいです〜!;_; もっと面白く&キュンキュンさせられるような作品を作っていきたいと思います!笑 励みになるコメントありがとうございました(つД`)ノ (2015年3月14日 17時) (レス) id: 8237cfdb24 (このIDを非表示/違反報告)
Haluka(プロフ) - やばいです///面白い!!!(*^_^*) (2015年3月14日 15時) (レス) id: 5c0884b0e1 (このIDを非表示/違反報告)
sjlav13(プロフ) - ぴーまんさん» 力になるならたくさんコメントします(笑)他の作品も拝見させていただきます!! (2015年2月17日 21時) (レス) id: f24e293af1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーまん | 作成日時:2015年2月3日 0時

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