3 ページ8
テキパキと
作り方やらなんやらを一通り教える。
けどテミンくんは
カフェでバイトしてた経験があるらしく
かなり覚えが早かった。
思ったより全然めんどくさくないや。
「ねえAちゃん」
「んー？」
「Aちゃんってジョンインと付き合ってるんだよね？」
「仲いいのに何も聞いてないの？付き合ってないよ」
あんなにいつも一緒にいるのに
そういう話はしないのかな？
テミンくんにも何も言わないなんて
テミンくんかわいそー
勘違いしちゃってるじゃん。
まぁ曖昧なのがいけないんだけどね。
「じゃあさ」
隣に並んでお皿洗いをしてたテミンくんが
いきなり私のほうを向いて手を止める。
「僕にもチャンスある？」
「え？」
「僕、ここでAちゃんと会ったのは偶然じゃないんだ」
「それって…？」
「Aちゃんがここで働いてるって聞いたから」
わ…
一気に顔が赤くなるのがわかる。
えぇ、
テミンくんってそうだったの？
全然気づかなかった…
なんて、ちょっと他人事な私。
だって、こんなイケメンにそんなこと言われるなんてドッキリかと思っちゃう。
でもテミンくんは
ジョンインと違ってはっきりしてるからいいな。
ちゃんと考えることができるし
OKすることだってお断りすることだってできるから。
ジョンインとは付き合ってるわけじゃないんだから
この関係やめよう、なんてことも言えないし。
だって、友達やめるの？
なんて言われたら言い返せない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1052人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にょんす(プロフ) - nagiさん» こっちにもコメントありがとう〜〜！レイさんね、春にぴったりだと思って浮かんできたお話、全部レイさんに当てちゃった(笑)読んでくれてありがとうー！ (2015年9月19日 18時) (
レス) id: b1b7c5ee4d (このIDを非表示/違反報告)
nagi(プロフ) - にょんすさん！！もう、とってもいい(T_T)！イーシンさん贔屓バンザイです！ほんわかほのぼの時々狂愛イーシンさん最高です！他メンちゃんも勿論最高なんですが！朝っぱらからたくさん読ませて頂きました！ごちそうさまです♪次は秋編…(｀ω´)ぐふふ。 (2015年9月15日 9時) (レス) id: 48c1d59279 (このIDを非表示/違反報告)
にょんす(プロフ) - k-byさん» コメントありがとうございます！わー！まさかの同志ですねー(笑)私定期的にぎょんちゃんにデレるんで、またどこかの章でひょっこり出るかもしれません(笑) (2015年8月15日 22時) (レス) id: ef5af745f7 (このIDを非表示/違反報告)
にょんす(プロフ) - すうこさん» コメントありがとうございます！このぼやぼやした感じ、春ってテーマにぴったりだと思ったんです(笑)あらすじ了解しましたー！ (2015年8月15日 22時) (レス) id: ef5af745f7 (このIDを非表示/違反報告)
k-by(プロフ) - 私も、今まさにドディオデレ期なんです！なので、この小説読んでたら、ほっこりしました :))) (2015年8月13日 23時) (レス) id: d7df33a46b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にょんす
| 作成日時：2015年8月1日 0時
