【鬼滅の刃】チート姉妹は最凶です【APH】

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「上弦の弐ですか！？」

屋敷へ戻り今日のことを報告すると、菊兄さんは珍しく動揺する。

「ええ。しかし逃がしてしまいました、申し訳ありません」

「いえ、貴方たちが無事なら大丈夫ですよ。
しかし…上弦と遭遇するのは久しぶりですね」

「また鬼の活動が活発になっている可能性があります。

これはかなり警戒しないと」

「そうですね…
産屋敷への襲撃も近いかもしれません。
ですが、決して無理しないよう。いいですね？」

「御意」

お姉ちゃんは菊兄さんと話した後、私を自分の部屋に呼ぶ。

「お姉ちゃん、どうしたの？」

お姉ちゃんはしっかりと襖を閉めると、話始める。

「呼吸の事なんだけど…」

「あぁ…新しくつくってるの？」

お姉ちゃんは一枚の紙を私に渡す。

そこには様々な型が書かれていた。

「あれ？最後のって…」

「うん、かなり危険な型だよ。

だけど確実に鬼舞辻を葬る事が出来る」

そしてお姉ちゃんは目を細める。

「これは祖国様には内密で。

僕は祖国様のために死ぬ覚悟だけど、菊兄様にバレたら間違いなく止められるからね」

「お姉ちゃん…私も同じだよ。祖国様のためなら命だって賭けられる。

それにもう兄弟で離れ離れになるのは嫌だから…
私はお姉ちゃんといつまでも一緒にいるよ」

「桃…


デレ期！？」

「おい、シリアスな空気返せ」

「ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」

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