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「さて…
星の呼吸 肆ノ光 暁天の星」
お姉ちゃんの姿が見えなくなったかと思うと、小さな爆発音と共に木が吹っ飛び、お姉ちゃんの姿が現れる。
「す、すごい…」
「うーん…実用はまだ早いな…」
「え!?何で!?」
善逸がお姉ちゃんに詰め寄るが、菊兄さんがその前にお姉ちゃんの前に立つ。
「はは…菊兄様…
星の呼吸は雷の呼吸の派生です。
雷の呼吸より素早さは劣りますが、その分威力や精度を高めています。
しかし、この技はまだ精度が足りません…
そこで…我妻様の雷の呼吸を見せていていただけませんか?」
え?とキョトンとする善逸とキラキラと瞳を輝かせるお姉ちゃん。
「あ、いや…善逸は」
「何言ってるんですか、俺は弱いですよ?いくら優さんみたいな可愛い人でも意味分からないんですけど」
「へ…?
桃から相当な実力者だと伺っていますが…
それに貴方からは強い気配を感じますよ…?」
「あー…
お姉ちゃん、分かった任せて」
そう言い、私は善逸に思いっきり手刀を入れる。
「桃!?我妻様に何してんの!?」
「まぁ見とって」
すぐ分かるから…ね。
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ゆり - え!待って、私も桜柱なんだけど❗しかも、桜の呼吸一緒です。頑張ってくださいね。応募しています。 (2021年11月19日 21時) (レス) @page26 id: b7d6d649b3 (このIDを非表示/違反報告)
寒露桜(プロフ) - 九狐神さん» 頑張ってください......!無理だけはしないように......! (2020年5月3日 17時) (レス) id: 4b3ed537f2 (このIDを非表示/違反報告)
九狐神(プロフ) - 寒露桜さん» ありがとうございます!なるべく毎日更新できるよう、頑張りますね! (2020年5月3日 17時) (レス) id: b9aa34a2cc (このIDを非表示/違反報告)
寒露桜(プロフ) - お話の続きが楽しみです......!!次回の投稿待ってます! (2020年5月3日 8時) (レス) id: 4b3ed537f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九狐神 | 作成日時:2020年4月29日 22時