【鬼滅の刃】チート姉妹は最凶です【APH】

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非番の日、疲れ切ったお姉ちゃんに何か買おうと町に出かけた。

「うーん…何がいいかな」

しばらくうろうろしていると見覚えのある姿を見つける。


「げっ…」

帰ろうと後ろを向こうとするが、一瞬恋柱と目が合ってしまう。

「っ！桃ちゃん…！」

「チッ…」

バレてしまったものはしょうがない。

何事もなかったように通り過ぎようとすると、恋柱に手を掴まれる。

…面倒くせぇ

「ねぇ、やっぱり仲良くしましょう？
折角仲間なんだから勿体ないわ！だから…」

「謝れと？」

「え、ええ。きっと（悪女名前）ちゃんも許してくれるわ！」

はぁ…

溜息をつき、恋柱をにらみつける。

「何で何もしていないのに私が謝らなきゃいけない？

そもそも私がやった証拠はあるの？

そして私はアイツと接触禁止だ。私は謝る気も仲良くする気もない


…私はお前らを仲間だとは思ってないから。」

傷ついたような顔をする恋柱だが、私は間違ったことを言ってないから取り消す気など微塵もない。


立ち尽くす恋柱を置き、甘味処でお姉ちゃんの大好物の水まんじゅうを買う。

「オイ、甘露寺に謝れ」

「謝る理由なんてない」

お前っ…！と怒り出す蛇柱を尻目に家へと帰る。


「つけられてるな…まくか」

後ろに隠れている柱たちに舌を出して煽ってから、いつも以上スピードを出して帰った。

「お帰りなさい、桃。
どうしました？少し疲れているご様子ですが」

「！！大丈夫だよ、菊兄さん。少し遠くまで行ったから」

「そうですか…？なら良いんですが」

兄さんにバレる訳にはいかない。


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