【短編集】私は貴方に血をやる気はない。[歌い手]

そらまふうらさかで取り合い(リクエスト)▽ ページ16

A「いたた・・・」

いきなり４人に押し倒されてしまった。

そりゃ成人男性４人が飛びついたら倒れますわな。

まふ「A・・・誰にする・・・？」

あれ？待ってこれ、壁ドンならぬ、床ドンじゃね！！？

照れる。

イケメンの４人に床ドンをされると誰だって恥ずかしくなってしまうだろう。

もちろん私も例外ではない。

自然と顔が火照ってしまう。

４人は私の照れている顔を見た。

そして、男性ならこの場合もちろん抱いてしまう状況だろう。

だが彼らは普通の人間ではない。

吸血鬼だった。

マリ○ーをやるという普通の人間らしいことをしているので忘れていた。

みんなは私の血を吸いたがっている。とっても。

そらる「ごめん、もう待てないかも・・・。」

うら「ゲームで疲れちゃったから、ね？早くお願い？」

さかた「僕にしてよ()」

まふ「早く血を・・・。」

そう言いながらまふくんは私の洋服の一番上と二番目のボタンを外す。

彼らの口からは鋭い吸血鬼の牙が見える。

A「(私は誰を選べばいいのだろう。)」

返事に困っていると我慢できなくなったのかうらさんが私の首筋に牙を当てた。

うら「もう無理・・・。ごめん。」

そう言ってそのまま私の首にかみついた。

A「っ・・・！」

ちくっと首に痛みが走った。

うらさんは私の血を飲む。

うら「じゅる・・・ん・・・じゅる、ちゅう・・・」

さかた「うらさんずるい！！」

そういってさかたんも一緒になってやってくる。

さかたんをふざけたことを言っていたが血がほしかったのだろう。

ガブッ

A「いっ・・・」

これまたなかなか痛い。

さかた「ん・・・ごくっ、ちゅう・・・じゅる・・・」

そらる「・・・。」

がぶり

A「！！」

そらるさんが無言で噛んでくる。

そらる「ごく・・・、じゅる・・じゅるり・・・」

まふ「この状況だけど・・・、ごめん！A！！」

かぷっ

A「ん・・・、」

まふ「ちゅう、じゅる・・・ごくん・・・」

痛みにはさすがになれたがこの状況はなかなかやばい。

恥ずかしい声を我慢するにも限度がある。

声が出ちゃう・・・！！

うら「じゅる・・・ごく・・・」

さかた「ちゅる・・・、ん・・ごく・・・」

A「ん・・・//」

やばい。声が出てしまった。

まふ「ん？何今の？A？」

そらる「やば、超可愛いんだけど。」

A「え？ちょっと待って？え？え？ああぁぁぁぁ//」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


A「はぁ・・・はぁ・・・激しすぎ！！」

さかた「はい、鉄分ジュース！！」

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