【短編集】私は貴方に血をやる気はない。[歌い手]

そらまふうらさかで取り合い(リクエスト)□ ページ15

うら「おっしゃー！！１位〜」

第一回戦、うらさんが１位でゴールをした。

結構ほかを圧倒しての１位だった。

うら「じゃあ俺のかな？」

うらさんがニヤニヤしながらそう言う。

１位だし仕方ないかそう思ったら…

さかた「ちょっと待て！！」

さかたんが急に叫んだ。

そのままさかたんが続けた。

さかた「これ、１位が一番多い人にしない？

残り三試合あるし。」

と提案したのだ。

まふ「いいね！それ！」

そらる「それしかない。」

そらるさんとまふまふが一緒になって言う。

うら「え！やだよ、俺。」

うらさんは拒否。そんなのには他は目もくれず、

さかた「Aはどう？」

と私に聞いてきた。

私は正直どうでもよかったので、

A「いいんじゃない？」

と答えた。

まふ「じゃあ決まり〜」

うら「えー」

うらさんは嫌そうな顔をしたが渋々承諾した。




第二回戦

結果はさかたんが１位だった。

嬉しそうにニコニコしていた。

さかた「このまま１位取り続けるぞ！」

と意気込んだ。

うらさんとても悔しそうに

うら「次は取る！」と言った。

ちなみに、そらまふは…

まふくんは３位、そらるは４位と意気消沈していた。

そらるさんとまふくんには悪いが二人が灰とかしている光景は少し面白かった。



第三回戦

予想外の事態が起きた。

なんと弱かったそらるさんが１位でゴールしたのだ。

うらさん、さかたん、まふくんがアイテムで争っている中、その間をすり抜けそらるさんがゴールをしたのだ。

私は思わず目を見開く。

他の三人もびっくりしたのかソファーから立ったり、「えぇぇ！！」と叫んでいた。

私は少し想像した。

まさかこれは四回戦ではまふくんがゴールするのではないかと。




その予想はズバリ的中した。

そらるさんが１位になって燃えたのかまふくんが超頑張って１位になったのだ。

うら「さっき、さかたが言ったの承諾しなければよかった。」

とてもうらさんは悔しがっていた。

さかたはまたまた予想外のことがおき、口をあんぐり開けて唖然としていた。

そして今一番の謎。

するとそらるさんも私と同じことを考えていたそうで

そらる「これAを誰が独り占めするの？」

と聞いた。

他の三人は今気づいたような顔をした。

そしてみんなが少しニヤリとして、

「「「Aは俺をだー！」」」

と言って飛び付いてきた。

そしてそらるさんもそれにつられ飛び付いてきた。

いきなりのことに私は叫んだ

A「う、うわぁぁぁ！！」





次に続く…

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