Promise you ~Kyuhyun~ (ページ4)

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KH「…僕のペンなんですか？」

思いきって聞いてみる。

「はい。キュヒョンさん寄りです」

KH「…ありがとうございます…」

僕はにやける顔を必死で抑えながら精一杯お礼を言った。

「私こそ、いつも素敵な歌声をありがとうございます」

ふわり微笑んだ彼女に、僕は迷う事なく確信した。

「もうお昼ですけど、大丈夫なんですか？」

KH「え、あ、もうそんな時間？」

僕は時計を見てあっという間の時間の速さに驚きながらこれからどうするか考えた。

「あの、もし良かったら…私の家、喫茶店ですけど、来ますか？」

KH「え、でも…」

「大丈夫ですよ。キュヒョンさんが来た事ももちろん話したりしません」

KH「いえ、そうじゃなくて…いきなり行って迷惑じゃないですか？
それに、お客さんに僕って気付かれたら…」

「私の店は、そんな有名な場所じゃないですし、キュヒョンさんが来たってきっと誰も気付かないと思います」

僕はしばらく考えて、彼女の事を信用してみようと思った。

そして何より、彼女のお店にぜひ立ち寄りたいと心から願ったのを、彼女には内緒にしておいた。