Promise you ~Kyuhyun~ (ページ3)

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僕に微笑む彼女は、愛らしいという言葉が似合いそうな、そんな雰囲気だ。

僕は微動だにせず、ただただ彼女に見惚れていて時間が経つのを忘れていた。

するとふいに彼女が、

「あの、もしかして、SuperJuniorのキュヒョンさんですか？」

周りに気付かれないように、小さな声で聞いてきた。

僕は違うとも言えず、

KH「あ、えと、はい…」

我ながらなんて無愛想な返事をしたものか…。

「やっぱり！背格好が、なんとなくそうじゃないかと思って」

くすくす微笑みながら答える彼女にまた僕は見つめる事しかできなかった。

「大丈夫ですよ。今日の事は誰にも言いませんから。お散歩ですか？」

KH「あ、はい…桜の咲く今の時期、なかなか来れなかったから、ちょうどオフだったので来てみたんです」

僕はヒョン達に話す声より遥かに小さな声で話した。

「芸能界ってお休みないから大変ですよね。寝る時間すらないって聞きました」

KH「そうですね。でも僕達は楽しみながらこの仕事を続けてますから…」

「ふふ、私、実はキュヒョンさんのペンなんです」

KH「…！！」

僕は一瞬耳を疑った。まさか彼女は僕のペン？

KH「ELFなんですか？」

「はい！」

にっこりと笑った彼女に、またしても僕は見惚れるのだった。