#13. ページ13
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ミネ先生は、私を確認するなり、駆け寄ってきた。
峰「どこにいたの、今まで…！
ケガ、してないわね？探したのよ…」
ミネ先生の優しい声に、こっちまで泣きそうになる。
ミネ先生こと峰河サチ子先生は、お母さんが家を出た後にわたしを引き取った親戚が預けた、施設の先生だった。
親戚もわたしのことを良く思っておらず、さっさと施設に預けたから、余計に人を信じられなかったせいもあり、最初はミネ先生にも嫌な態度をとった。
だけどミネ先生はそんな私に根気強く優しく接してくれて、いつも一緒にいてくれて、大好きな先生になっていた。
峰「どうして、いなくなったりしたの？」
「…なにもかもが、一気にイヤになっちゃって。
ミネ先生にこんな心配かけて、ごめんなさい。」
目の前にいる大好きな先生が、ボロボロと泣いている。
かつて、お母さんに捨てられたときのわたしのように。
ミネ先生の姿を見て、決心した。
「先生…………。
わたし、施設に戻る。
また、やり直したい。」
わたしの言葉に、ミネ先生は顔をさらにくしゃくしゃにして笑った。
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真希(プロフ) - あまり、こういう系の作品は見たことないので楽しみです。更新待ってます。 (2016年11月6日 19時) (
レス) id: 0dbe461960 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめいろミルクティー - すごく面白いです！更新頑張ってください(≧∇≦)♪楽しみに待ってます♪無理せずに頑張ってください！ (2016年9月10日 22時) (レス) id: e4921dbb5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優風 | 作者ホームページ：http://jmw'p@dmtpamtpg.
作成日時：2016年9月4日 18時
