エイト病院で今日も治療中

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横山side


横「A〜。また痛くなってきてもーたか。夕ご飯、お粥作ったけど、食べれそうか⁇ご飯ちょっとでも食べな、薬飲まれへんから、頑張ってちょっと食べよか。」


貴「んんっ。がんばるっっっ。」


横「ほな、部屋までお粥持ってくるから待っとき。」


食欲はなさそうやけどご飯食べな、薬飲まされへんから、最小限食べてもらわなあかんしな。


横「はい、持ってきたで。暑いから気をつけてな。A、それとちょっと話あんねんけど、えぇか？」


貴「なに、、、、、、、⁈」


Aも何を話すのか、薄々勘付いたのか、少し顔が強張る。


横「今日、かなり生理痛酷いやん⁇最近、毎月生理のたびに生理痛酷いみたいやし。お兄ちゃん、心配やねん。お兄ちゃんが原因突き止めてあげたいねんけど、専門医やあらへんし、薬も処方してあげられへん。せやから、ちょっとお兄ちゃんの友達のお医者さんに診てもらわへん？」



貴「んんっ。涙」


そこまで言うと、Aは泣き出してしまった。


貴「いやだっ。大丈夫やもん。市販の薬飲んだら大丈夫。行きたない。怖いよっ、、、涙」


横「せやなぁ。A、婦人科なんて行ったことあらへんもんな〜(撫。でもな、先生優しいし、Aのペースに合わせて診察してくれるで。それになんでこんなに酷い生理痛なんか、原因も突き止めてもらえるで。」



そこまで言うとAは涙を溜めながらも、コクッと頷いた。


横「よし、いい子や。来週お兄ちゃんも一緒に行ったるから。前会ったことある、すばるって奴覚えとる？そいつが診察してくれるから安心しぃ。」


まだ不安そうな顔を浮かべてるけど、なんとか行くことを決心してくれてよかった。


来週、生理が終わったら、兄ちゃんと検査にいこうな。

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