STAY GOLD ─終わりなき青春─ (ページ17)

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南side

小山｢テゴもだけど、今はAの話だよ。｣

普段は仏様みたいなのに、真剣な顔でこっちを向いた小山さん。

(なんでこーゆーときにはしっかりするんだよ、最年長…！)

｢あは、そうだね？ごめんごめん笑んー、なんだろうねぇ、シゲちゃんの料理なら食べられるかもなぁ…笑｣

なんでだよ！って突っ込んでくれると思った。

加藤｢別にいいけど。｣

ツッコミ担当なはずなのに。

知らんがな！なんでだよ！って言ってくれたら逃げられた。

でも、逃がさない。逃がしてくれない。この場にいる誰もが俺を。離そうとはしなかった。

加藤｢作ってやるよ。なんでも。｣

なんでそんなに優しい声で言うんだよ、甘えたくなるだろ。強くいたいんだよ、俺は。

みんなのこと、守るんだから。

甘えたくなる。助けてって叫びたくなる。

でも────

｢なぁんて！冗談！笑今日は食べるから平気だよ！シゲちゃんありがと。｣

ごめんね、俺は弱いから。

こうするしか、みんなを守る術を知らないんだ。

あれ、終わらない…！(白目)
もう少しお付き合いください…