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2日目 ページ4

結局ギラヒム様は現れてくれず、諦めて寝床を探した

少し歩いたら根元に空洞のある大きな木を見つけてそこで寝泊まりする事にした

近くに川があるので意外と便利

そして今、朝早く目が覚めたのだが…

貴「あーぁ…お面どうしよ」

でも普通の人間って言われて少し嬉しかったな

貴「…川に行って顔を洗うか」

二度寝しようと思ったけど眠れないのでそのまま起きて川に向かう

その途中、ツタと大きな葉が多く落ちていたので玉乗りのボールを作ろうと思い、それらを引きずりながらも空洞の近くに持っていき、作る

貴「これでボールになったかな…」

不安しかなかったのだがちゃんと乗れた

のだが…

貴「うわっ?!イテッ!」

やっぱり落ちた←

貴「こりゃ練習が必要だ…」

練習が出来そうな広い場所を探しに行く

目的の顔を洗う事はもう忘れた←









木から10分ほど歩いただろうか

木々が急になくなり視界が開けた

其処はゲームでもよく訪れる場所…

貴「封印の地だ…」

ゲームでも広かったけど実際に見ると凄いな

封印の地を見渡していると最下層に人影を見つけた

推しであり、お面を取った張本人

貴「ギラヒムだ、何やっているんだろ」

よく見えないので近くの坂から降りる

少し降りると声は聞こえないが表情は見えた

降りて聞こうと思ったがやめて、木に戻る事にした

戻りながら思った事がある

貴「なんで悲しんだ顔をしてるんだろ」

たしかにギラヒム は魔王の剣であり魔族長だ

だけどなぜ悲しむのかそれがどうしても分からない

貴「そうだ!悲しいんなら私が笑わせよう!」

そう思ったら即行動!木の皮を集めトランプの代わりにし、マジックの練習をする事にした

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作者名:アリナ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月13日 23時

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