【MIU404】追加された2人の相棒…？ (ページ4)

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相棒？ページ4

『凜ちゃんなのに、なんで今朝よるちゃんって？』

凛「あのですね、苗字が夜宮だから。伊吹さんにあだ名付けられました。」

　『あだ名…ね。可愛いあだ名でいいな～！』

凜は少し顔を引きつらせた。

何か…ある。そんな気がした。

伊吹サンと志摩さんは何か知ってるっぽいな。あの感じ。

でも…詮索はしない。私もされたくないからだ。

　『凜って呼び捨てで呼んでもいい？』

そう聞くと少し嬉しそうな顔になった。

　『良いみたいだね。私の名前も呼び捨てで呼んでね！』

仲良くなってみたい。そんな資格ないけど…。

凛「さっそく呼ばせてもらいます。Aはどうしてここに？」

　『敬語も要らない。どうして…か。』

伊吹「あ、俺も聞きたいそれ！」

　『色々あったの！』

と笑顔で答える。

すると。

志摩さんが口を開く。

志摩「神藤さん捜査一課でしたよね？」

その場にいた桔梗さん陣馬さんそして私。

凍り付いた。

　『あっ、えっと、』

なんとかこの空気を崩さないと。

桔梗「捜査一課の時の話はしない！仕事あるよ！」

今日は401号車か。

　『密行ですか？』

陣馬「そうだ。今は通報がちょっとおかしくてだな。」

　『通報がどうかされましたか？』

九重「いたずら通報で4人組らしいですよ。伊吹さんいわく」

　『探しましょう！陣馬さん！！』

九重「あの、神藤さんてもっと暗いイメージありました。伊吹さんの女版みたいですね。」

　『うーん、そうかな？九重くんは暗い子の方が好み？』

九重「いえ、そういうわけじゃなくて。」

私は、キャンディーを噛み砕き。

　『これで、いい？』

九重「え？」

陣馬「A、お前。この車内だけだぞ。」

　『分かってます。』

キャンディーを舐めなくなると自分でいられる。

不思議でしょ。いつからだろうね。

キャンディーを舐めてる時は明るく。

舐めてないと本来の自分。

ホントノワタシハ…

伊吹と志摩さんが追いかけてる時に

マネージャーらしき女の子が本物の変質者に

捕まったとの事。

　『行きましょう。陣馬さん。』

新しくキャンディーを舐める。

　『九重くん！行くよ！！！』

九重くんは逃げた高校生を追って。

私は志摩さんと合流。

　『志摩さん！』

志摩「神藤さん！」

状況を説明してもらった。

…。靴が落ちてるって事はこの近く？

目の前の倉庫に目をやる。

　『志摩さん。あそこ、見ましたか？』

志摩「いや、見てない。伊吹、全力で来い。」

無線で伊吹に伝えた