人見知りマネージャー

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藤井side





藤井「オレも一緒に行ってもいいの？www」





石川西田マサがカラオケに行くらしく、オレも誘われた





柳田「オレだけだったらこの野生児たち扱えきれない無理」





西田「Aさん誘ったけど断られた……」





藤井「オレは数合わせかよwww」





まぁ、分かってたけどなwww



コイツら、特に西田はAちゃんのこと好きだしな









いつも通り、西田と石川が暴走して、オレが爆笑して、マサがため息をついて……



でもとても楽しんだ



西田の十八番も無事(無事？)に聞けたし、帰ろうかってなってトレセンまでの道のりを歩く



9月だから、ちょっと肌寒いかな〜と思ってたけど、そんなことはなくまだ暑かった





柳田「あっつ……。藤井さん暑くないっすか？」





藤井「暑いねー……。てか、前2人もあついねwww」





なんであんなに元気なのかねっていうレベルで石川と西田のテンションが上がってる





石川「あれっ？ねぇ、あれってAじゃない？」





石川が指差すその先には誰かを待っているのか、私服姿のAちゃんがいた





藤井「ほんとだ。仕事終わったのかな？誰か待ってる風だね」





Aちゃんは腕時計を見ながらキョロキョロしてた





石川「デートだったりしてwww」





西田「えっ……‼で、でも仕事だって言ってたし……」





石川は西田をいじって遊んでいた





柳田「祐希あまり西田をいじってやるなよ…。仕事だろ。朝と同じ服装だし」





西田「Aさん呼んでみる‼おーい‼Aさー……ん…」





西田が呼んだタイミングで、Aちゃんの反対側からAちゃんの名前を呼びながら笑顔で近寄る男の姿





柳田「……マジ？」





そしてそのままAちゃんの肩を組む





石川「……ほう…」





肩を組まれたAちゃんも満更でもなさそうに、オレたちには見せた事もない笑顔を向けていた





藤井「……彼氏…？」





西田「兄貴……」





柳田・石川・藤井「「「え……？」」」





Aちゃんと仲良さそうにしているにはなんと西田の兄貴だった





……めんどくさいことになりそう





オレたち3人は嫉妬の目でAちゃんたちを見る西田を見てため息をついた





藤井side終

2→←26日

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