人見知りマネージャー

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練習が始まってからは選手のみなさんの顔つきが一転した





貴「すご………」





竹内「凄いよね。あんなにふざけたりしててもコートの中に入れば一流の選手になるの」





私の独り言に竹内さんは同意してくれた





頑張らなきゃ…



中途半端なことはできん…





その時から私は選手の一つ一つの行動をじっくり見るようになった



ボール拾いから、ボール渡しにまで神経を使った



午前の練習が終わって昼休みになる



私はそのタイミングで楽しそうに話している西田くんと山内さんの所に駆け寄る





貴「すみません。山内さんちょっといいですか」





山内「え……オレ？どうかした？」





私に話しかけられるとは思っていなかったのか、驚いた顔で私を見る





貴「右手首」





山内「‼」





貴「右手首ちょっと痛めてますよね。今はまだ大丈夫かもしれませんが、そのまま放置してるともしかしたらの事態があるかもしれないです。なので、今すぐトレーナーさんに見てもらってください」





その言葉に反応したのは山内さんではなく





西田「えっ!?山内さん痛めてたん!?なんで言ってくれなかったん!?てか、なんで有澤さんは気づいたんすか‼」





貴・山内「「西田/くんうるさい黙れ」」





全「「「wwww」」」





西田くんが1人で騒いでいる





柳田「山内。今すぐ行って来い」





山内さんはマサにぃに言われて走ってトレーナーさんの所に行った





石川「でも、有澤さんどうしてわかったの？」





石川祐希さんがストレッチしながら言う

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