姐さんはくのいち～四巻～ (ページ6)

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当日の過ごし方ページ6

青木side

今日はクリスマスデイ

つまり、僕の誕生日

どうしてもAねぇと過ごしたくて一年前から予約してたの。

今年は、Aねぇも仕事が休みだったみたいで、お昼過ぎには家に来てくれることになったから、午前中に勉強を頑張った。

午後になって、Aねぇが家にきたら、両手に荷物を持っていて。

クリスマスプレゼントはYouTubeで交換会をしたからなしになったけど、実は誕生日プレゼントとは別に用意してくれていたみたい。

中身は、クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントで合わせて6つも入ってた！

文字盤がシンプルで見やすい腕時計、ハンカチ2枚セット、ワイヤレススピーカー、ブレスレット、ネイルオイル、あと革の財布。

大人ってすごい。

それに、YouTubeの交換会で皇輝くんがもらっていたAねぇからのプレゼントの中にあったクリスマスメニューを僕にも作ってくれた。

「プレゼント交換会の時、皇輝のこと羨ましそうに見てたでしょ。」

やっぱりAねぇは僕のお姉ちゃんだなって思った。

「19歳なんてあっという間に終わっちゃうから、できることはたくさんやりな。」

青木「ありがとう。」

来年は僕も二十歳になるから、その時には僕にもカッコつけさせてね。