姐さんはくのいち～四巻～ (ページ26)

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(続き)

それぞれ電話で受け取ったことと感謝を伝えて、夜ご飯を作ろうと思ったら着信。

[もしもし]

千賀[俺だけど。]

[何かあった？]

千賀[今日誕生日だろ。今日くらい料理休んだら？]

[え？何よ、代わりに作ってくれるの？]

千賀[出前頼んだ。置き配にしておいたから、着いたら取ってね。]

[唐突だな本当。一回電話切るよ、zoomつなぐから。]

その後、健永とだらだら喋りながら健永が注文した品物の到着を待った。

千賀「今メッセージ来た。ドアの前置いたって。」

「じゃ、見てくるわ。」

商品を取りに行って驚いた。

「これ高いよね!? いいの？」

お寿司30貫だった。

千賀「いいよ。誕生日おめでとう。」

「ありがとう。私もう25だよ。」

千賀「あっと言う間に30なるから。俺もあっという間だった。」

「そっか。今年で30か」

私はあと何年、アクロバット現役でできるだろう。

「またいつか、2人でステージ立とうよ。」

千賀「そうだな。」

いつになるかな。