現実だよ。3【まいまいまいごえん】 (ページ12)

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お母さんに会うページ12

次の日─

『……あ…！！お母さん！！！』

シンタ「うわぁ……すごい……あ、じゃなくて…Aと仲良くさせてもらってるシンタです。」

母「あ、Aがよく話してる子だ。シンタくん、よろしくね」

『お母さん！久しぶり！』

母「…本当にごめんね。娘が病気なのにも関わらず、お仕事ばっかりで…
会社に頼んで休みもらってきたから、しばらくら一緒に居れるよ」

『ううん、大丈夫、がんばってくれてうれしいよ！』

シンタ「…Aのお母さん、やっぱりすごいな…」

『…だよね！お母さんすごい！』

母「そう？ありがとう。」

シンタ「…それにしても……やっぱり似てるな…」

『そうかな？』

母「よく言われるよー」

母「あ、そうそう、Aってシンタくんと付き合ってんの？」

『え、あ、うん。まぁ……はい…』

母「へぇ…！」

『いや、てか本人いる前でド直球に聞くな……』

母「いや、まぁ？お母さんそういう人だから★」

『…もう……』

母「で、それで？順調なの？」

『あ、うん、まぁ』

母「え？！ちゅーした！？ちゅーは？！」

『子供かよ』

母「ねぇちゅーした？！」

『したわ』

母「え！どっちから？！てか口？！」

『ほっぺはあたしからだったよ』

シンタ「口はオレからでした…」

母「ひゃ〜〜〜！お熱いね！！！！
　てか口もうか〜、はえー、シンタくん、勇気あるな！」

シンタ「…まぁ……なんか、勝手に体が動いたというか…」

『…そうだったかも、』

シンタ「…A、すごいちゅーすきなんですよ」

『え』

母「そうなの〜〜？！！」

シンタ「すぐちゅーしてーってくるんです」

『まってシンタくん』

母「えぇ〜いが〜い！」

『ねぇ』

シンタ「ずっとオレにベッタリで…、」

『ちょっとまってそれは』

母「はは！ごめん、ごめん」

シンタ「でもオレ間違った事は言ってない」

『……もう』

母「ふたりとも、お互いが大好きなんだね、」

『…うん！』
シンタ「もちろん！」

母「そこハモるとこだろ」

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