*キヨレトBL短編集*【kyrt】

○化* ページ5

【キヨside】

はぁはぁ…。

息を切らしながらレトさんの家へと走る。

事の発端は『大変!!今すぐ来て〜(涙)』

というLINEのメッセージだった。

レトさんにしては送信が早く、

変な絵文字等も使っていなかったので

ガチだと思ったのだ。

ガチャ

キ『はぁっ…レトさん…？』

レ『あ、キヨくん…//
　ちょっと待ってて。』

キ『何で、大変って言ったの
　レトさんじゃんか。』

レ『ちょっと座って。』

帽子を深く被ったレトさんに促され

椅子に座った。

レ『驚かないで聞いて欲しいんだけど…//』

キ『驚かないし、何もないなら帰るよ？』

レ『ああっ、待って待って。
　これ…見て…』

帽子を脱いだレトさんを見ると…

キ『猫耳…!?』

レ『うん…//何か生えてたの…//
　あと、しっぽも…//』

俺が驚きのあまり黙っていると

レ『キヨくん…これ治して//？』

俺としては早く治してあげたい。

これじゃレトルトって信じられないし…。

あ、でも…

レ『キヨくn…』

ドサッ

キ『治す方法探す前に、遊ばせて？』

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