何故こんなことに？！ ページ31
＊Your Side
んー…頭痛っ。
…今何時？
あれ？携帯ないや。
ん？てかココどこ？
まだぼーっとする中目を開く。
ん？見たことない部屋…。
わぁ、めちゃめちゃふわふわな布団。
良い匂い〜…
この匂いどこかで…。
そのまままた目を瞑りそうになりながら
匂いの元を考える…
なんだか思い出そうとすると胸が痛い。
えーっとあの時…
あの人からしたよね。
キヨさん…
ん？！キヨさん？！？！
ガバッと起き上がるとやっぱり
はじめて見る場所だった。
血の気がさーーーっと引いた。
時計も携帯もない。
耳や首を触ったが
アクセサリーもちゃんと取ってる。
はたしてどこに。
あれ？
昨日はレトさんと…そうだ牛沢さんと飲んでて…
んぅー先にお会計したところまで覚えているけど
そこから何にも記憶がない！
て事は…ここ、レトさんか牛沢さん家？
恐る恐る、部屋から出てみる。
右手に玄関。
左手にはおそらくリビングであろう扉が見える。
少し漏れる光が明るい。
もう朝なんだ…朝ってよりもはや昼？
カチャ…そーっと開けつつも
「おはようございまーす…」
なんて声かけをしてみる。
どこからも声がしない。
あれ？誰もいない？
そう思ってリビングの奥に目をやると、
ソファの奥に私のバッグと
上着がハンガーにかけてあった。
そろりそろり寄って上着から携帯を取り出す。
そこにはラインが数件。
あ、レトさんからだ。
レトさんAちゃんごめんね。うっしーも酔い潰れちゃって1人で2人の介抱は無理だったので、キヨくん呼びました。キヨくん、Aちゃんの事嫌ってないから大丈夫だよ。2人で話してね。
えぇーもうレトさんー…
って事はやっぱりここキヨさん家？
…広いなぁ。
じゃなくて！
ふとソファに目をやるとキヨさんが
毛布に包まって寝ていた。
うわぁ…私ベッド取っちゃってたんだ。
おどおどしてると、
んっと声を出してキヨさんが目を覚ます。
『Aさん…？』
「キヨさん。
あの…またご迷惑おかさしちゃったみたいで。
ごめんなさい。」
私はその場で頭を下げる。
『いやいや…レトさんから連絡もらって…』
そう言って起き上がりながら私を見て
ふいっとそっぽを巻いた。
やっぱり今回は流石に怒ってるよね…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yui(プロフ) - moonさん» ありがとうございます！そう言って頂けるととても嬉しいです！ (2021年1月27日 9時) (
レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - A Howaさん» バングルか！言葉が出て来ませんでしたwありがとうございます。 (2021年1月27日 9時) (レス) id: 6185ed1188 (このIDを非表示/違反報告)
moon(プロフ) - 終始ニヤニヤが止まらないです笑 (2021年1月26日 18時) (レス) id: d4aa8c24fc (このIDを非表示/違反報告)
A Howa - キヨさんが手首に着けているやつってバングルって言うらしいですね! (2021年1月16日 17時) (レス) id: 92e4f64a0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yui | 作成日時：2020年2月16日 8時
