肆拾捌.深い接吻 (少しpinkなので苦手な方は閲覧注意) ページ49
『ッ〜お主その顔はずるいぞ!!
良いか、お主は自分の顔の良さをっ』
私様が顔を真っ赤にして怒っている最中にも関わらず、杏寿郎は私様の顎を掬い取り唇を重ねる。
すぐに離れたその唇にパクパクと口を動かす。
杏「ふっすまない、余りにもAが可愛かった故、思わず接吻してしまった。」
『おっ主はっ!!!
本当にいつもいつも突然なのじゃ!!!
もっと私様にも準備をだな!?』
杏「ん?その言い方だと、準備ができるように事前に伝えればしても良いのか?」
杏寿郎の整った顔が余裕そうにニヒルに笑う。
その顔がとても格好良くて、さらに私様の顔は熱をあげる。
杏「A、もう一度しても良いか?」
『ッ』
もう、もう、もう!こ奴には敵わんのじゃッ!!!
無言を肯定と捉えた杏寿郎は再度私様の唇を奪う。
『んッ』
ペロッと唇を舐められ、ビックリして口を薄く開くと私様の口内に杏寿郎の舌が入り込み、私様の舌に絡められる。
逃げようと舌を避難させるが、それを許さぬ杏寿郎の舌に絡め取られる。
身体も背中に手を回されているし、後頭部も抑えられている。
どちらの唾液かも分からぬものが私様の口の端から漏れ、顎を伝う。
『はっ…んぅッ…』
ッ長い!!!長すぎるのじゃ!!!!
息が!!酸素を!!!!
ふと突然、唇を離した杏寿郎。
お互いの口からは透明の唾液が糸を引いていた。
はっはっと肩で息をしている私様の頭を一撫ですると、ゆっくりとまるで壊れ物を扱うかのように押し倒す。
酸素が上手く回っておらず未だに力が入らない私様に、杏寿郎は微笑みかけて、今度は普通の触れるだけの接吻を何度も落とす。
するりと杏寿郎の手は、私様のはだけた着物の下を滑り太腿に触れる。
『きょ…じゅ、ろ』
杏「A…」
杏寿郎の手は、太腿の内側に侵入する。
目をギュッと瞑り、声を出した。
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まゆ(プロフ) - 煉獄さんかっこよすぎて涙が止まりません〜!! (2021年1月30日 22時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
琥夜(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2021年1月3日 23時) (レス) id: 26d85f93d6 (このIDを非表示/違反報告)
琥夜(プロフ) - 陽菜乃さん» コメントありがとうございます!頑張りますね! (2021年1月3日 23時) (レス) id: 26d85f93d6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 更新頑張って下さい! (2020年12月31日 22時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜乃(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年12月19日 20時) (レス) id: df882a4b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥夜 | 作成日時:2020年12月11日 1時