話すのが苦手な妻を夫は溺愛してるようで【ヒプノシスマイク】

夫の服 ページ3

*貴女



彼は帰りが遅い


知ってるけれど、寂しいものは寂しい


しかも、彼は人気者だ、仕事もたくさんあるだろう


顔はご覧の通りかっこいい、イケメン


女性はファンはいっぱい、いるんだろうなぁ…


考えると胸が痛い


嫉妬なんて醜いことぐらい知ってるけれど


彼のことを独り占めしたいの……


あ…ソファに彼のパジャマ……


ちょっと変態かもしれないけど、匂うと、彼の落ち着く香りがした


この香り、好きなんだよね…


あ、なんだか眠たくなってきた……


少し、横になろ…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*簓


簓「ただいま〜！おそーなった！」


あれ？返事が返ってけえへんなぁ


あ、寝とる…………………あ



簓「〜〜〜っっ！！」



待って待って！なんで俺のパジャマ抱きながら寝てるん！？待って！
ちょ、携帯……


簓「あ、あったあった！………一枚だけ…」


A「…？……さ、さら…？」



あちゃ〜
疲れてんのに起こしてもうた…


簓「…Aただいま、まだ寝ててええんやで…」


A「……お、あえ、り…ふふっ…ささ、ら、すきぃ……」


すっ、と俺の頬に手を伸ばし、好き、と言ってきた…………


ああああああああ！！無理ぃいい！！
かわいいいいいい！！←心の声


俺は頬にあてられたAの手を上から重ねるようにした



簓「うん、俺は愛しとるで……」

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