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金曜日、今日もAは朝から学校に来ていた。今週は風邪で休んで以降、皆勤賞だ。(３日間のみだが)昨日も剣持と一緒に帰ったAだが、今日の放課後は先生に呼び出されていた。
剣持「待ってましょうか？」
「いや、どのくらいかかるか分からないからいいよ。ありがとう」
そう答えると剣持は「じゃあまた週明けに」と言い帰っていった。
私も急いで職員室に向かおう。そう思い教室をでた。
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思ったより長くなってしまった。「朝から何も食べてないからお腹がすいたな」そう思いながら教室のドアを開けようとすると声が聞こえていた。まだ残っている人がいるようだ。耳を澄ますと
女A「華と朱里、なんで最近Aさんと仲良くしてんの？」
華「いや…友達だから…」
女A「はあ？友達？あんなやつと？」
女B「なんの冗談だよwwww」
朱里「いや冗談とかじゃ…」
という話し声。
Aは呆然としている。すると
女B「てか、剣持も一緒にいるよね〜付き合ってんのかな」
女A「は〜〜？ありえないんだけど、そうだとしたら見る目な〜〜」
と話を続ける。
Aは焦っていた。自分のせいで友達が悪く言われている。どうにかしないと、と。
Aは決心しドアを思い切り開けた。
華「Aちゃん…」
「文句があるなら堂々と言えば？鬱陶しい。」
そう言い捨て自分の机に置いていた鞄を手に取る。
「あと…そこにいる２人は友達じゃないし、剣持さんとも付き合ってるわけじゃないから。」
そう言い残し１人教室を出た。
帰り道、Aは自分の行動を正当化することに必死だった。
(大丈夫。あれで今後他の人に迷惑がかかる事はなくなる…はず。明日が休みでよかった。来週からは誰とも話さずにいよう。大丈夫。少し前に戻っただけだ。)
少し前に戻っただけ。そう言い聞かせて帰宅したが、玄関に入った瞬間突然涙が溢れてきた。
「……？なんで…」
何度目を擦っても涙が止まることはない。(なんで、前に戻るだけなのに)、そう思いながら目を擦る。
「そうか…私は寂しいのか」
そう呟くと余計に涙が溢れてくる。
「いつから…こんな弱くなったんだ私は」
昔から１人だった。今更そんな事で悲しくなるなんて。そう思いながらしばらく玄関から動けずにいた。
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き(プロフ) - ？？？さん» コメントありがとうございます。久しぶりに開いたらコメントが来ていて嬉しかったです。プリン案件が来ることを祈るばかりですね…^_^最後まで読んでいただきありがとうございます、少しでも楽しんで頂けたら幸いです！ (2022年8月3日 16時) (
レス) id: 5b462ab15b (このIDを非表示/違反報告)
？？？ - すいません…途中でコメントしたので終わってたの気づきませんでした… (2022年7月27日 14時) (レス) @page38 id: 425228591f (このIDを非表示/違反報告)
？？？ - ははは、顎君にはプリンも効果的ですねぇ…［好きです()更新頑張ってください！] (2022年7月27日 14時) (レス) @page14 id: 425228591f (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 対応ありがとうございます。前のコメントは削除しておきますね。これからも更新楽しみにしてます！😊 (2022年5月7日 1時) (レス) id: 188356117d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きき | 作成日時：2022年5月5日 6時
