鋭く光る黄緑の眼 ページ17
屋敷に入ってそのまま2人を会議室に案内する。中に入るとやけに酒臭く、その原因である人が私の顔を見てにっこりと笑った。
「おかえりー。あ、はじめまして。軍医のしんぺい神でーす。」
ビールを片手に緩く挨拶をするとコネシマとショッピくんに顔を近づけて、じーっくりと観察する。若干仰け反って避けているのが面白い。
怪しんでるとか、そういうわけではない…むしろ彼等にとっては怪しまれた方がマシなのだろう。
「いいね…二人とも好み」
「コネシマさん売るんで見逃してください」
「おぉん！？ショッピくんだって若いんやからいけるやろ！？此奴からやれ！」
助けてください。と言わんばかりにショッピくんから見つめられ、このまま見ていたかったけれど仕方なく間に入る。
しんぺい神は冗談だよと笑っているが後ろの2人は完全に震えているので間違いなく本気だったんだろう。
『ねえ、お酒臭い』
「ごめーん。まだ帰ってこないと思って」
「ほーん？帰ってこんかったらもっと呑んだん？」
入口からこちらを見るトントンの手にはゴミ袋がしっかりと握られていてこの後言われる事が何となく予想できる。
そう、連帯責任という言葉付きのお掃除。
『わ、私見張り台のほう行くね』
今日、見張りだし…と、取ってつけたような言い訳をする。トントンがじっと私を見るけど溜め息を吐き、行けと言わんばかりに扉の前から退いた。
Aー！なんて叫ぶしんぺい神の声を無視して外まで走る。
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文字数の関係で1-2と1-3を半分に分けたので非常に短いです。
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きむち鍋(プロフ) - 紫さん» コメントありがとうございます。セリフ調になっているのがとても可愛らしいですね！ (2020年12月30日 18時) (
レス) id: 4e029fbece (このIDを非表示/違反報告)
紫 - os 「続きが気になるめう〜」gL「頑張ってくれ！」紫『面白かったです♪､､、せーの』「「『これからも宜しくお願いします！』」」 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
きむち鍋(プロフ) - ノリシロさん» コメントありがとうございます！ こういったジャンルは初めてですので至らぬ点もありますが、のんびりと更新させていきますので、ゆったり楽しんでいただけたら幸いです！ (2019年2月25日 11時) (レス) id: 82753cc095 (このIDを非表示/違反報告)
ノリシロ(プロフ) - 設定や一つひとつの表現に人物たちの感情が滲んでいる感じがしてすごく好きです！！
更新楽しみにしてます、頑張って下さい！ (2019年2月24日 14時) (携帯から) (レス) id: 2e9ea22d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむち鍋 | 作成日時：2018年8月28日 20時
