黒の優秀な護衛 ページ2
別名戦争屋とも名高い最小軍事国家"我々国"
優秀なのはその国の総統だけでは無い。総統が認めた幹部もだ。しかし、誰が、どう優秀なのかは誰も知らない。
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そんな優秀な我が国に敵が侵入した挙句総統室にて俺に銃を突きつけている。
「ふん、所詮小国、大した事ないな」
「気を抜くな。何が起こるか分からない」
「睡眠ガスを撒いたんだ、起きっこないさ」
ガスマスクの下で下衆に笑う彼らを想像するのは簡単だった。
それを菓子に紅茶を飲むのはさぞまずい事だろう。
「お前達はキングコングを見たことがあるか?」
俺の問に首を傾げる。何を言っているのか分からなのか。嗚呼、そんな敵を何も気づかせずに倒してしまうのは惜しい。
すぐそこで壁を壊す音が聞こえる。廊下にて何人もの悲鳴が響く、それはだんだん近づいてきて、とうとう扉のすぐ前で聞こえた。
コンコンッ
「だ、誰だ!」
コンコンッ
「…おい、見てこい。隊員でもいい。開けてきたら撃て」
「はい」
コンコン、コンコンコンコン…ドンドンドンッ!!
「ひっ!」
近くまで行った敵が腰を抜かして座り込む、だが何故入らないのか。
ん…?あぁ、そうだったな。
「入れ」
その瞬間、近くにいた敵の悲鳴と我が国のキングコングの殺気が部屋中に広がる。
『はじめましてこんにちは、ぶち殺す』
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きむち鍋(プロフ) - 紫さん» コメントありがとうございます。セリフ調になっているのがとても可愛らしいですね! (2020年12月30日 18時) (レス) id: 4e029fbece (このIDを非表示/違反報告)
紫 - os 「続きが気になるめう〜」gL「頑張ってくれ!」紫『面白かったです♪、、、せーの』「「『これからも宜しくお願いします!』」」 (2020年5月9日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
きむち鍋(プロフ) - ノリシロさん» コメントありがとうございます! こういったジャンルは初めてですので至らぬ点もありますが、のんびりと更新させていきますので、ゆったり楽しんでいただけたら幸いです! (2019年2月25日 11時) (レス) id: 82753cc095 (このIDを非表示/違反報告)
ノリシロ(プロフ) - 設定や一つひとつの表現に人物たちの感情が滲んでいる感じがしてすごく好きです!!
更新楽しみにしてます、頑張って下さい! (2019年2月24日 14時) (携帯から) (レス) id: 2e9ea22d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きむち鍋 | 作成日時:2018年8月28日 20時