魔法−Fantasy− ページ10
※このお話は、現実では絶対にありえないことができるファンタジーの世界が舞台となっております。苦手な方はご注意下さい。
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あなたside
貴『ちょっ、離してくれない?!』
なんだこの状況。
私はたった今、響に抱きつかれている。
こんなこと、実際にはありえない…………
彼は、人懐っこい性格じゃないし、
第一私のこと好きじゃないだろうし…………
まぁそれは当然。
?「ねぇ歌奈。俺にどうしてほしいの?」
貴『だから離れてって言ってるでしょ?!』
そう、
コイツは、響の「見てくれ」と「声」だけが
″コピー″された『クローン』だから_____
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どうしてこのクローンが私の家にいるんだろう………
いや、そもそもなんでこんなクローンがいるの?
それをこのクローンに聞くと、必ずと言っていいほど、こう返ってくる。
クローン「歌奈のためだよ」
それ以外は詳しく話してくれない。
私のため、と言われると思い当たらないこともないけど……………
私は響が好き_____
きっと、叶うことのない恋だけど、
2年前から、中1のころからずっと片想いだったから、まだ諦められていない。
だからこの状況は私にとって悪い話じゃないと思う。
が、容姿や声が同じでも、中身が違ったら意味ないじゃない……………
彼の不器用なところ、真面目なところ、
素直なところ、優しいところ、面白いところ、
全部ひっくるめて大好きだから。
綺麗事に聞こえるかもしれない。
でもこれは、本心だから……………
クローン「俺、歌奈のためならなんでもするから。助けてほしいときは言ってよ」
貴『助けてもらうまでもない。私だって大抵のことは″魔法″で何とかできるもの』
私を含め、
私の家族が「魔法使いの末裔」だなんて、他の人には口が裂けても言えないけど…………
学校でも魔法は隠れて使ってるし、見られなければ全く問題ない。
父母は、ぜったい家の外では使うなって言ってたけどね………
クローン「でも、歌奈は魔法使いのくせに物を動かすことしかできないじゃん。俺はいろいろできるのに」
貴『ただのクローンなのになんで魔法使いより有能なのよ!』
このクローンもまた、いろんな魔法を使えるのだから、非日常な毎日を送ってきたわけだけど………
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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Kureha (*´∀`)(プロフ) - 真冬雪さん» ( ´艸`) (2015年10月26日 20時) (レス) id: 700b3a69ba (このIDを非表示/違反報告)
真冬雪(プロフ) - Kureha (*´∀`)さん» う、うん………… (2015年10月26日 19時) (レス) id: 861e9c956f (このIDを非表示/違反報告)
Kureha (*´∀`)(プロフ) - 真冬雪さん» ファイト!p(´∇`)q ファイトォ~♪ (2015年10月26日 18時) (レス) id: 700b3a69ba (このIDを非表示/違反報告)
真冬雪(プロフ) - Kureha (*´∀`)さん» (´・ω・`) (2015年10月26日 18時) (レス) id: 861e9c956f (このIDを非表示/違反報告)
Kureha (*´∀`)(プロフ) - 真冬雪さん» いずれ私も通る道やし (2015年10月26日 7時) (レス) id: 700b3a69ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真冬雪 | 作成日時:2014年7月13日 23時