【名前変換オリジナル短編集】今日、好きがとまらない! (ページ5)

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-my home続- ページ5

やっと家に帰れる…………

自宅が見えると嬉しくなった。

私の家は、アパートの二階で、狭いけどそれがなかなかいい感じの広さ。

一軒家に憧れることもあるけど、私は今の家で満足してる。

ただいま～my sweet home!!

意味不明なことを考えながら、階段を上っていると、上から誰かが降りてきた。

私は前を見ずに階段を見つめていたので、その人に気づかなかった。

ドンっ!!

ぶつかった………

歌奈『きゃっ!』

落ちるっ!

そう思った瞬間、誰かに腕を引っ張られた。

そして、そのままその人のうでの中へ吸い込まれていった。

ビックリした私は、おろおろした。
顔もひどく熱い………

?「大丈夫?」

どうやら男っぽい…………

歌奈『はっ、はひっ!!』

恥ずかしい声が出てしまった。

すると、その声を聞いた彼はクッと笑った。

響「歌奈って、そういう声も出すんだw」

え?

聞き覚えのある声に顔をあげると、目の前には響の顔があった。

みるみる自分の顔が、赤くなっていくのがわかる。

歌奈『なっ、なんでいるの?!』

響「おまえを待ってた」

は?

私の家まで来て、わざわざ?

歌奈『なんか用事?っていうか、早く手を離してよ////』

私の鼓動が大きくなっていく…………

響「あっ、ごめん。今日は歌奈に伝えたいことがあって来た」

ドキドキドキドキ…………

私の心臓の音がって、ドクドクだろ!!

歌奈『なっ、なに?』

響「ちょっ、ちょっと待って///」

いや、いきなり赤面されると、こっちが困る////

・

・

・

なに、この沈黙…………

響「言うよ?」

歌奈『うん…………』

響「俺、歌奈が好き!」

歌奈『うん。えっ???』

なに、えっ、私のことが好きなの?

歌奈『えっ、なんで、嘘でしょ?なにかの冗談?』

だって、響は学年１のイケメンで、私なんかが好かれる理由なんてないはずなのに!!

響「証明してやる//」

そう言った彼は、私の唇と自分の唇を重ねた。

響「こ、これでどう?」

歌奈『わっ、かった………』

そのあと私たちは晴れて付き合うことになった。

未だにまだ信じられないけど………

彼氏に誕生日プレゼントを渡す楽しみができたことは、ちょっと嬉しい＿＿＿＿＿＿