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辰と康二と合流したのは、俺たちが園内に入ってから一時間が経った頃。
水を飲ませて落ち着かせたあと、軽く仮眠を取らせてたみたい。
康二の顔色も良くなってて一安心だよ。
「康二、大丈夫？」
「ん、大丈夫！心配かけてごめん……」
「いいよ、ゆっくり行こ」
「康二も、蓮も！無理しないでいつでも言うんだよ〜」
元気になった康二は、隠してたことをしっかり辰に怒られたみたいだし……(笑)
俺からは別に言わなくていいか。
蓮だって急に元気になるもんだから、辰と目を見合わせて笑ってしまう。
この子たちと比べると、俺たち、昔からクールな双子だったのかも…？(笑)
「ねぇ、写真撮って！」
「はいはい(笑)」
「たっちゃん、あれ乗っていい…？」
「んーと…ん、大丈夫そうね、乗りに行く？」
「行く！」
はしゃいでまたぶり返しちゃわないように気をつけつつ、パーク内を歩いたりアトラクションに乗ってみたり。
恥ずかしがりつつも俺らが選んだ耳をつけたままの弟たちがかわいくて、いっぱい写真撮っちゃった！(笑)
「……だいちゃん」
「ん？」
「…連れてきてくれて、ありがと」
「っもー！なぁに、かわいいこと言っちゃって！」
辰と康二が飲み物を買いに行っている間、俺の服を引っ張って小さな声でお礼を言ってくれた蓮。
俺、蓮のそういう、まっすぐ口に出来るとこ、大好きだし弟だけど尊敬してるよ。
「だいちゃんも、ちょっと厳しいこと言ってごめんね」
「ううん…」
「康二と一緒の方が楽しいのはわかってるよ。今日はいっぱい遊び尽くそうね」
「うんっ」
康二のこともあるし、俺たちの仕事の都合もあるから、次にこうやって4人で遊べるのがいつになるかなんて誰にもわからない。
限られた時間だからこそ、大事にしないと。
いつもより幼い蓮の笑顔がかわいくて、ポンポン頭を撫でた。
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ぴの(プロフ) - 森乃さん初めまして。森乃さんの書く文章は本当に心が引き込まれて頭の中に情景が浮かびます。全ての作品が大好きで、本当に素敵で言葉が出ないほどです！これからも森乃さんの作品を読めることを楽しみにしています。寒い日が続きますが体調に気をつけてください！ (2023年2月16日 23時) (
レス) id: 242c5ad575 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 初めまして。とても素敵で大好きなお話で、続きが気になります…！更新心待ちにしています。 (2023年1月20日 2時) (レス) @page25 id: 3aca065927 (このIDを非表示/違反報告)
森乃(プロフ) - スラマッパギさん» コメントありがとうございます！時間を見つけて更新していきますのでこれからも応援よろしくお願いします(^^) (2022年11月9日 8時) (レス) id: 1f323a239b (このIDを非表示/違反報告)
スラマッパギ(プロフ) - このお話大好きです！無理なさらない程度で更新、お待ちしております！！ (2022年11月8日 11時) (レス) @page15 id: 9a46ab8bc5 (このIDを非表示/違反報告)
森乃(プロフ) - 無名さん» コメントありがとうございます(^^)ちまちま更新していきますのでお付き合いいただけますと幸いです。 (2022年11月4日 9時) (レス) id: 1f323a239b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森乃
| 作成日時：2022年10月30日 9時
