○○hei & Itsuki ページ7
Shohei side
最初はちょっとした好奇心と少しの不安。まぁ、それがまさかあんな事になるなんて思ってもいなかったけど。きっかけはリハの後、海青のある一言からだった。
｢なぁ、翔平。｣
｢んー？｣
｢樹と二人の時ってどんなん？｣
｢突然何。｣
ティックトックに次はどんな動画をあげようか、何か良い物はないかと探していた時。隣でゲームをしていた海青が、ふと思い出したかのように突拍子も無い事を聞いてきた。
｢いや、普段あんま二人でおらんやん？二人の時どんな感じなんやろって思ってさ。｣
｢ん、まぁ、確かに...？っても、そんな変わんねぇけど。｣
｢え、それまじで言ってる？ハグしたり、抱っこしたりとかないん？｣
｢お前そんなことしてんの？俺次からやましょーさんとどんな顔して会えば...。｣
思わず引き気味に返せば、ちょっと怒ったようにやましょーさんめっちゃ可愛いんやからな、なんて惚気が始まってしまった。俺それ聞いていいの？絶対後で絞められるやつじゃない？
｢あ、あぶね。これ言ったのバレたら怒られるやつや。｣
｢おい、それは絶対やめろ！？後で絞められるの俺なんだからな！！｣
｢てか、流石に夜はしてるよな？前したのいつ？｣
｢全然聞いてねぇし、めっちゃ聞いてくるじゃん。｣
ほんと怖いわこいつ。ちょっとは遠慮ってものはないのか。
｢てか普通にやだわ。なんでそんなプライベートなことまで話さなきゃなんねぇんだよ。｣
｢えー、いいじゃん。｣
｢無理。｣
｢あ、じゃあさ何か悩みとかないん？｣
なんでそんなに人の恋愛事情を知りたいのかね君は。とつっこみたくなったけど、悩みと言われて思わず考えてしまった。
｢...悩み、なぁ。｣
｢それ絶対あるやつやん。｣
｢いやぁ、悩みっていうか...。最近なんか変なんだよな、あいつ。｣
｢え、全然いつも通りに見えるけど。｣
やっぱり。メンバーといる時は普通なのに、二人きりになるとどこか素っ気なくなる。最初は照れてんのかなんて思ってたけど、もうそろそろ慣れてきて欲しい頃で。
｢なるほどねぇ...。あ、ならこういうのは？ちょっと賭けだけど。｣
｢えぇ、なんかそれは色々ヤバいだろ...。｣
ま、なんかあっても樹だし、もしヤバくなれば冗談だって言おう。そう安易な考えで、海青の提案をのんでしまった事を後々後悔することになる。
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にのみい(プロフ) - いつもお話楽しみにしていますーー！スリボで陸さん受けが読みたいですー！！ちなみになんですけどTwitterは浮上しないのでしょうか？🥺不快に感じてしまったらすみません💦 (2022年2月13日 20時) (
レス) id: 337b13da5d (このIDを非表示/違反報告)
彩美 - 陸さん出てるの嬉しいー！かずりく好きなので読めると嬉しいです。 (2021年4月9日 12時) (レス) id: 29e05ea114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shion | 作成日時：2021年3月1日 20時
