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○○go side
｢やましょーさん、さっきからめっちゃ怖い顔してますよ。｣
｢...そうか？｣
｢まぁー、原因はなんとなく分かりますけど。｣
海青から指摘されて、睨みつけてた先からふっと視線を外す。あ、また引っ付いてる。
｢ちっ。｣
｢怖い怖い笑｣
ついでにうるさい隣のデ○○○奴も睨むと、すんませんなんて思ってもいないことを笑いながら言うものだから、脇腹に一発くれてやった。ちょっとスッキリした。
｢やましょさ...、痛いっす...。｣
｢あっそ。｣
今日は久々に会えたから、絶対隣に座ろうなんて柄にもないこと思ってたのに、当の本人は何もないかのように陣さんと樹の間に行ってしまった。しかも、べたべたとくっついてるし。にこにこして、めっちゃ楽しそうだし。
｢...もうええ。呑んじゃる。｣
他の人がいる時はあまり呑んじゃダメなんて言われてるけど知らん。そんな事言うなら隣にいろっての。...自分で言うて違和感やばいな。
｢やましょーさーん？｣
｢んー？｣
｢今更ですけどなんで俺、背もたれみたいにされてるんですかね？｣
｢さぁー？｣
あれから何個もグラスを空けて、自分でもやばいなぁと思い始めた頃。今まで何も言ってこなかった海青からの質問に適当に返しながら、またグラスを空ける。
｢てか、流石に呑みすぎじゃないっすか？｣
｢んー、ええ。今日は呑むって決めたけぇ。ふふふ。｣
ふと思いついて、背もたれみたいにしてた海青に抱きついてみる。んー、やっぱりちょっと違う。
｢や、やましょーさん！？｣
｢んん、ちがう...。｣
誰と比べて！？なんて叫んでる海青は放っておいて。何とか似てる部分を見つけて落ち着く。あ、やばい。寝そう。
｢あ、陸さん。｣
｢っやましょー！｣
｢んん...、りくさ？｣
ふわふわと寝かけた時。海青の呟きと自分を呼ぶ声に目を開ける。っ知らんもん。
｢もー、あんまり呑まないでって言ったじゃん！ほら、帰るよ！｣
｢っやだ！りくさんなんかしらんっ！｣
ばっと伸ばされた手を振り払って、ぷいっとそっぽを向く。
｢...彰吾。｣
｢っ！｣
今まで聞いた事のないくらい低い声で名前を呼ばれて、ちらっと視線を陸さんに戻すと、真顔で見つめられていて。
｢帰るよ。｣
今度は無言で頷くしかなかった。
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rtk._27(プロフ) - あの曲とはドーベルのずっとですか？ (2021年1月12日 21時) (
レス) id: 74edc928b6 (このIDを非表示/違反報告)
りーみー - とても面白かったです。色々書いてください。楽しみにしてます。 (2021年1月12日 1時) (レス) id: 30b38fa8ac (このIDを非表示/違反報告)
りな - やましょーさん受け最高過ぎんか…((白目))これからもやましょーさん受け増やしてほしいです！あと、更新がんばってください！ (2021年1月10日 21時) (レス) id: 933a2973a0 (このIDを非表示/違反報告)
はろー - めっちゃ面白いです！更新、楽しみにしてます！ (2020年11月12日 17時) (レス) id: 079e87463c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)めぐ(プロフ) - リクエストありがとうございました とても良かったです これからもリクエストするかもしれませんがよろしくです 更新頑張ってください 応援してます (2020年10月7日 16時) (レス) id: a83f488625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shion | 作成日時：2020年8月20日 18時
