愛４２ ページ6
Aside
「…！」
「…っ！」
「…Aっ！」
誰かが、私を呼んでいる。
私を必要とする人はいないのに。
ゆっくり、目を開ける。
昨日とは段違いに明るく、煌めいた日差し。
そして、目の前には赤。
業「目を覚ました、、Aが目を覚ました！」
茅「え、うそ！」
矢「よかったー！！」
私が目を開けるだけで、
みんなが喜んだ。
それをぼーっとしながら見る。
あれ……なんで私保健室に？
昨日って確か…
路地裏でグシャグシャになって、
そのまま寝たって感じだったよね。
……あっ！磯貝と前原！
あの人たち、縛られてたよね。
よく見たら業も頬に傷が。
確か、銃弾がかすったんだ。
私のせいで…
殺せんせーにも話さなきゃよかった。
みんなを傷つけるぐらいならば、
私が傷ついた方が…
自分のせいでみんなが傷ついたと思ったら、
ﾎﾟﾀｯ
渚「あっ…Aが……」
ﾎﾟﾀｯ
涙が…。
業「どうしたの？」
ﾎﾟﾀｯ
貴『………ごめん…ほんとに』
私のせいでみんなが被害にあった。
貴『ほんとに…巻き込んで………私、ここから
離れるから…許して』
業「何言ってんの？」
貴『私、教室から出るからっ』
ここにいたら、また、みんなに被害が。
業「俺は出て行かれた方が許さないけど、
ねぇ？みんな」
Ｅ組「「「うん」」」
貴『…え？』
殺「ﾇﾙﾌﾌﾌ…まだ、ここに居たいんでしょう？」
貴『でも…私には…』
殺「婚約者の件については私が片付けて
おきました」
貴『…ほ、ほんとに…？』
殺「ﾇﾙﾌﾌﾌ。マッハ２０の怪物に出来ないことは
無いですよ」
貴『…っ……』
さっきの涙とは、わけが違う
涙が流れてくる。
今度は、嬉し涙。
貴『う……あ、…』
寺「何泣いてんだよ。いつものバカ笑いは
どこいった」
貴『う、、うるさい…』
寺坂のくせに、なんだ。
業「で、…さ」
殺「ﾇﾙﾌﾌﾌ…皆さん出ましょうか」
中「青春だね〜」
陽「ごゆっくり〜」
渚「カルマ君、頑張ってね」
業「んー、」
貴『…？』
みんなが出ていってしまった保健室に２人。
なんか…真剣ムード。
業「あの、さ」
カルマがゆっくり話し始めた。
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モカモカ(プロフ) - 初めまして！ありがとうございます！ (2017年7月15日 22時) (
レス) id: b1ea1066bf (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！お疲れ様でした。スッキリしました！ (2017年7月15日 21時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
モカモカ(プロフ) - ありがとうございます！また、どこかで会いましょう！ (2017年5月23日 18時) (レス) id: b1ea1066bf (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 奥田さんと業の別れ話、読ませていただきました！ 奥田さん達の別れ話 少し気になってたので、すっきりしました！また、どこかで会いましょーね！ (2017年5月23日 16時) (レス) id: 3f9ae5893d (このIDを非表示/違反報告)
モカモカ(プロフ) - salomeさん» はい！わかりましたー！ (2017年5月17日 22時) (レス) id: b1ea1066bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカモカ | 作成日時：2017年5月10日 16時
