成蘭の番犬ちゃん

12話目 ページ13

三橋「一目惚れやねん。めっちゃ好っきゃね〜ん！」



抱きついていた不良の股間めがけて足蹴りした。やはり男の弱点は弱点でしかなく、直ぐに痛みでその場で崩れ落ちてしまった。



伊藤「うちはあんたが好っきゃねん！」



伊藤も違う不良に抱きついては足で股間を狙い蹴り、そんな2人に次々と襲われる不良たち。見ていて可哀想に思うが、まぁ仕方ない。

全員は股間を押さえてそそくさと逃げていき

「おいお前ら！これで済むと思うなよ！うぅ…」という捨て台詞を吐きながらリーダー的存在の不良も去っていった



三橋「二度と成蘭に手ぇ出すんじゃないわよ〜！」




京子、明美、A、その下っ端数名が駆け寄っていき



明美「つ…強いんすねぇ、お二人」

三橋「えぇ、ち〇こは…

痛いんですよ。
ハッハッハッ…！！」

京子「さすが…軟高の頭」



卑怯なやり方ではあるが勝ちは勝ちである。それに不良共も去っていったので京子達のお願いは達成された。



三橋「それほどでもありません。それじゃあAさん、早速…物陰に隠れておっ ぱいを…」

『私かよ！？』

伊藤「やめなさいって！何か…"これで済むと思うなよ！"みたいなヤクザ映画のセリフみたいなこと言ってたからこれで済まなかったらまた来てよ」

京子「あ…はい。ありがとございます」

『…ありがとうございます』



Aは三橋からの要求から助けてもらった伊藤に頭を下げ、京子も伊藤の台詞にキュンとしたのか伊藤を見る目が変わっていた。

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