# LOVE 4 % ページ6
【 A side 】
『ん〜っ!!美味しっ!』
相良「ふはッ、よかったなァ。」
私たちが毎度通っている喫茶店で、奥のテーブルへ座る私と相良センパイ。
センパイの目の前にはド定番のレモンスカッシュで、私はチョコレートパフェに夢中になっている。
甘くて冷たくて美味しいっ!
きっと、目の前に相良センパイがいるからもっと美味しく感じるんだろうなぁ。なんて思いながらパクパクと食べ進めた。
『はい、相良セーンパイっ!あ〜ん♡』
相良「・・・ん、美味い。Aチャンがあーん
してくれっと いつもより甘く感じるわ。」
相良センパイはペロリと唇を舐めると、「 お前は何してもマブいな 」と私の頬に手を伸ばして優しく撫でてくれた。
そんなセンパイの手に擦り寄ると、彼はレモンスカッシュを1口飲んだ。
『( ・・・相良センパイこそ、どんなことしても様になってるんだから。 )』
相良「つーか、パフェだけでよかったのか?レスカも頼めば良かったのによ?」
『ふふっ、いいの!』
相良センパイが飲んでいるレモンスカッシュを自分の方へ引き寄せて、さも当然のように飲む。
『ん〜!半分こって幸せ!』
相良「やっぱ可愛いわ・・・。」
" マブい " じゃなくて " 可愛い " と言われ、顔に熱が集まるのを感じた。
私の反応を見てどこか嬉しそうに笑うセンパイに思わず顔を逸らすと、丁度喫茶店のドアが開く。
『( 京ちゃんにあっちゃん、さっきのトゲトゲ爽やかさんに・・・、あの金髪さん誰だろ・・・? )』
相良「ンな彼奴らじっと見てどーした?」
私が入ってきた京ちゃん達を見ていると、相良センパイが軽く首を傾げて私を見つめる。
可愛い!!
・・・じゃなくて!
『相良センパイ、ちょっとスパイ活動再開するね?』
相良「・・・?おう、わかった。」
そう言いながらもセンパイはずっと私の事見てるから少し恥ずかしかった。
774人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いぬぬわん - めっちゃ面白かったです!!!続き待ってます! (1月8日 17時) (レス) @page45 id: 03797267cc (このIDを非表示/違反報告)
鈴美歌 - 面白くて、一気読みしてしまいました!大好きです!ユタカちゃんとの絡みが欲しいです! (2020年11月5日 15時) (レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
メイル(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2020年10月11日 21時) (レス) id: 9d54d83454 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - メイルさん» こちらこそ大好きです() 了解致しました!上手い具合に話に入れ込むか、番外編みたいな感じで書きますので、楽しみにしていただけると喜びます!! (2020年10月11日 20時) (レス) id: cb45d26f42 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - おもちさん» 初めまして!有難いお言葉ありがとうございます・・・!!ドラマを観ながらの更新なので、もう少し時間かかってしまいますが、必ず更新するのでこれからもよろしくお願いいたします!! (2020年10月11日 20時) (レス) id: cb45d26f42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年8月9日 19時