# LOVE 28 % ページ31
【 A side 】
『・・・やっぱみっちゃんセンパイのパンチ効いてたんでしょ?』
片桐「うるせェ。」
『ねー?智司センパイ重いの。いい匂いだけど熱いの。あと息苦しいの。センパイイケメンなの。』
ぶーぶー と愚痴(?)ばっか零してるともっと強く抱きしめられた。
・・・痛い。
片桐「そう言えばA、アイツのこと知ってんのか?あの金髪野郎。」
『みっちゃんセンパイ?知ってるよ!んーっと、お友達・・・かな?』
「確か・・・三橋って名乗ってました。」
片桐「三橋・・・。金髪の石橋・・・・・・。
そういう事か。」
『えっ、石橋ってセンパイたちが探してた人・・・だよね?やばいじゃんみっちゃんセンパイ!』
智司センパイの腕の中で バタバタ しているとゆっくり腕を解かれて頭を撫でられた。
・・・なんの頭撫で!?
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『 手当行ってくる! 』と言って智司センパイたちと別れたのはいいものの、既に谷川さんは居なかった。
『( ・・・相良センパイももう居ないかな。 )』
そう思いつつ路地裏に向かうと、私が相良センパイの枕代わりにと置いといたハンカチに顔を埋めて座っているセンパイがいた。
『・・・あーあ、Aのこと恋しいなぁ。アイツどこいるんだろうなぁ。』
相良「・・・・・・。!!うおッ!?A!?」
私を視界に入れた瞬間2度見して飛び退いたから
『 否定しないってことは合ってたんだ? 』と言うと顔を赤めたセンパイに額を小突かれた。
・・・痛い。皆私の頭部になにかするの好きね。
『あ、センパイ服脱いで。』
相良「は、はァ!?・・・お前・・・!別に良いけどよ!ムードと場所考えろよ・・・!」
珍しくあたふたし出した相良センパイを横目に『 何言ってるのセンパイ 』と言いながら湿布を出して学ランとシャツを背中側だけ捲りあげた。
相良「ッ・・・冷た。」
『はい、終わり〜。ねぇねぇ 相良センパイ。さっき何想像してたのー?』
クスクス 笑っていると、あたふたしていたセンパイが急にいつもの意地悪顔になって口角を上げていた。
と、思ったら「 Aと大人なことしようと思ってたわ 」と耳元に口付けられる。
『っ、私が意地悪しようとしてたのに!』
相良「可愛いじゃねェの、Aチャンよ?けどな、ンなもん100万年早ェ。」
・・・いきなり " 男の人 " 出してくるのズルい。
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いぬぬわん - めっちゃ面白かったです!!!続き待ってます! (1月8日 17時) (レス) @page45 id: 03797267cc (このIDを非表示/違反報告)
鈴美歌 - 面白くて、一気読みしてしまいました!大好きです!ユタカちゃんとの絡みが欲しいです! (2020年11月5日 15時) (レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
メイル(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしてます! (2020年10月11日 21時) (レス) id: 9d54d83454 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - メイルさん» こちらこそ大好きです() 了解致しました!上手い具合に話に入れ込むか、番外編みたいな感じで書きますので、楽しみにしていただけると喜びます!! (2020年10月11日 20時) (レス) id: cb45d26f42 (このIDを非表示/違反報告)
レナート(プロフ) - おもちさん» 初めまして!有難いお言葉ありがとうございます・・・!!ドラマを観ながらの更新なので、もう少し時間かかってしまいますが、必ず更新するのでこれからもよろしくお願いいたします!! (2020年10月11日 20時) (レス) id: cb45d26f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2020年8月9日 19時