今日も君に*yellow③ (ページ2)

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そんな訳で、eighterになってしまった彼女と迎えた4月

桜も満開、いや、少し散り始め

精修学院高等学校の入学式当日、

俺は今日1日休み
何なら昨日の昼に仕事が終わって、明日の夕方まで仕事は入ってないからまる2日休みってことになる

2日も休みなら！っと思い、彼女の部屋にお泊まり中

彼女がバタバタと動き回る音で目が覚めた

亮「…。」

何となく二度寝する気になれずベッドの上で毛布に包まってボーッとしてみる

そんな俺に気づいてるのか気づいてないのか、

入学式用であろう桜色のシフォンブラウス胸元と背中が緩く空いていて白の棒タイのリボンを結んでいる

艶のあるストッキングを履いてる姿を見てよからぬ想像をしそうになってブルブルと頭を振り再び彼女に目をやる

濃紺に白のストライプが入った膝上丈のタイトスカート(スリットが浅くて安心)のチャックを上げ、スカートとセットアップのジャケットを羽織り襟元を正す

不意に振り返った彼女はこっちを見てやっと俺の存在に気づいたらしい