ソークール ページ47
「
唖然としたままだった私の時間を動かしたのは、止めたのと同じく鏡花ちゃんだった。その凛とした声に空気は一気にほぐされ(まぁ云う程ではないかもしれないが)、敦君とルーシーちゃんの云い合いは中断された。
毅然として「注文」ともう云い切った彼女に、ルーシーちゃんは舌打ちをする。それから「注文出すまでに思い出してないと、本当に縊り殺すわよ！」と捨て台詞を云い放った。
本当に訳が分からなそうにしてる敦君に、鏡花ちゃんは安心させるために裾から凶器を取り出した。
「何かあれば先に刈り取る」
『うーん取り敢えず物騒過ぎるから仕舞おうか、それを使う日が一生来ないことを祈るぜ』
やんわりと裾の中にそれを戻させた。全く安心できない。敦君は微妙に汗を垂らしながら、カランと音の鳴った容器に口をつけて一考した。
『女の子をあれだけ怒らせるなんて、敦君もやるよなぁ』とにやけ顔で突いてみれば、「は？」と超低音で速攻返された。どんなホラー映画だよオイ。
うわ〜鏡花ちゃん私の味方は君だけだあ〜！ とむぎゅむぎゅ彼女を抱き締めれば、されるがままになりながらも水を口に含む彼女。
と茶番を行っていたのも束の間、「あ、忘れてたわ」とルーシーちゃんが不意に声を出した。一瞬ビクリとした敦君だが、彼女が仕事内容が記載された書類を持ってきたのを見て驚いたように見つめる。
「変な人が来て探偵社に依頼ですって。此処に来るだろうから渡してくれって」
「依頼？」
「貴方にじゃないわ」
手を伸ばした敦君から掠め取るようにして取ったルーシーちゃんは、目を細めた。
それから手渡すように、彼女に書類を見せる。
「そこのおチビさんによ」
「……私？」
指し示された本人──鏡花ちゃんは、目を丸くして応答した。
んー、此処のシーンの原作これっぽっちも覚えてねぇから展開が全く読めねえ！！
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シュークリーム - 題名に釣られたポオ君推し系の人ですどうも()あの〜……、貴方は神ですか……？最高です！文才がないうちからしたらとても尊敬します！今後も頑張ってください！ (2023年5月4日 18時) (
レス) id: 8e2a6ae821 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - ダリアさん» コメントありがとう御座います、嬉しいですね。時間は今は嫌という程あるので、お言葉に甘えさせて頂きます。 (2020年4月22日 9時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - 私は白夜の世界推し続けるさん» そうなんですか、大丈夫でしたか……？書き溜めている分はいつも通り投稿させて頂きますが、嬉しいお言葉ありがとう御座います！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - ストーカーですか…知らない人に訳わからないこと言われると「え？」ってなりますよね…こんな時期ですし、ゆっくり休んでください！小説の方も頑張ってください！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
私は白夜の世界推し続ける - 大丈夫ですか!?ストーカー紛いのこと自分もされたことあるんですが、気持ち悪いですよね...今はゆっくり休んでくださいね！ (2020年4月21日 20時) (レス) id: 80e5573ebd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作成日時：2019年10月5日 16時
