天誅を下す ページ40
勢いよくひぐっちゃんと花袋さんが振り向いた。怖いよ君達その勢い。
だがまぁ私も気になるので振り返ってみれば、クリーニング屋から大きな荷物を抱えて出て来た可憐な女性。長い黒髪が風にたなびき、何とも言えない美しさを醸し出している。普段の銀ちゃんとホント大違いだよね。
彼女を視認した花袋さんは奇声を上げた。ひぐっちゃんは鬼のような顔をして「あれは先輩の衣類!? 色々けしからん！」と叫ぶ。けしからんのは君の方じゃないかなぁ……。
「もはや恋文作戦など
ひぐっちゃんが大声で叫んだことにより気づいたのか、彼女が疑問の表情で此方を見た。そしてそこに居るのがひぐっちゃん──つまり同僚であることに気づくと、カーッと頬どころか顔全体を真っ赤に染めた。
……えっやば？ やばくない？ やばいやばいって、え？ 可愛すぎでしょ？(あまりの可愛さに言語喪失中)
なんてことを考えていれば、ワンピースながらもかなりの速度で走って行く銀ちゃん。「おのれ逃がすかっ！」とひぐっちゃんが彼女を追いかけた。
完全に出遅れた状態になった花袋さんに追い打ちをかけるように、敦君が「この状況……結構拙いんじゃ」と云った。銃を公衆の面前で曝け出してるしね、と私は付け加えた。元の世界じゃ考えらんないぜ。
「──おい花袋!?」
ふと気づけば、花袋さんが布団を投げ捨て全速力で二人を追いかけていた。周りの信号機が滅茶苦茶な状態になっていて、花袋さんが異能力で操ったのである。そして追いかける花袋さんを追いかける国木田さん。なんか変な文になったけどまぁそういうことで。
え"、と変な声が出た。
『え、これ、私も追いかけなきゃいけない系？』
「当たり前でしょ！」
思わずの独白に、敦君は私の腕を引っ張って走った。突然のアクセル全快に私は無様にコケた。
…………痛い。鼻血出た。超ダセえんだけど私。
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シュークリーム - 題名に釣られたポオ君推し系の人ですどうも()あの〜……、貴方は神ですか……？最高です！文才がないうちからしたらとても尊敬します！今後も頑張ってください！ (2023年5月4日 18時) (
レス) id: 8e2a6ae821 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - ダリアさん» コメントありがとう御座います、嬉しいですね。時間は今は嫌という程あるので、お言葉に甘えさせて頂きます。 (2020年4月22日 9時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - 私は白夜の世界推し続けるさん» そうなんですか、大丈夫でしたか……？書き溜めている分はいつも通り投稿させて頂きますが、嬉しいお言葉ありがとう御座います！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
ダリア - ストーカーですか…知らない人に訳わからないこと言われると「え？」ってなりますよね…こんな時期ですし、ゆっくり休んでください！小説の方も頑張ってください！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
私は白夜の世界推し続ける - 大丈夫ですか!?ストーカー紛いのこと自分もされたことあるんですが、気持ち悪いですよね...今はゆっくり休んでくださいね！ (2020年4月21日 20時) (レス) id: 80e5573ebd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作成日時：2019年10月5日 16時
