第３７話「発作」 ページ40
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貴方「はぁっ」
エイリアボールを使ってエイリア学園へ帰宅
懐かしい、少しの間しか離れていないのに…
ココでは常に気を張っていたからな…それは今も変わらない事だけど。
貴方「…みんな……どこ…?」
カタカタと震える体を押さえながら少しずつ前に進む
ガンガンと痛む頭と悪寒
次々に流れ込む過去の映像
「!ノ…っA?!」
貴方「ぁ…風…介…」
ガゼル「A!!」
貴方「風介!風介ぇっっ」
ぎゅーっと風介を抱きしめる
恐怖から逃れるように
貴方「怖いっ、こわいよっ!
ママが!ママくる……っ!!」
ガゼル「まさか君『発作』が!?」
貴方「助けて……っ」
ガゼル「大丈夫だA、君の母親はここには来ないし、もう二度とキミにあんなことはさせないよ」
貴方「ぅぅっ」
流れる涙を風介は優しくふき取る
その後、私の意識はそこで途切れた
*
グラン「ノアの事で呼び出しってあの事かい?」
ガゼル「わかるだろう、それしかない」
バーン「また引き起こしたのか」
前と同じカラースポットのあたる場所でそれぞれの椅子に腰を掛けながら先ほど起きた話を話す
グラン「ここ何年かは引き起こしていなかったんだけど…漫遊寺で何かあったのかな」
ガゼル「ノアは…Aの時もそうだけど、自分から助けは求めない。前にそういう話をしたのを覚えているか?」
グラン「あぁ」
ガゼル「そんな彼女が自らの言葉で私に恐怖からの救いを求めた、【あの事件】の発作はよくなる所か、年々悪化している気がする」
バーン「今ノアの状態は?」
ガゼル「自室で休ませている、先ほどより症状も落ち着いた」
グラン「そうか」
バーン「目が覚めたらレーゼ達の事聞かれるぜ、何て答えるんだよ」
グラン「嘘つくしかないんじゃない?ノアのために」
ガゼル「貴様それは本気で言っているのか」
グラン「まだその時じゃない、今話したところで今の状態のノアにとってはきついだろうしね」
ガゼル「…どうなっても知らないからね、私は」
その日の話はそこで区切られ、それぞれバラバラになっていく
「「「(Aは雷門にはいかせない!!)」」」
行動がバラバラでも目的の意思は同じだったのであった
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ピッピ - 夏未ちゃんの未は美じゃないデスよ(*｀･ω･)ゞ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: ce25d941c4 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - ？？とか夢主の心の声が少し不快です バカにしている、というキモチは分かるのですがもう少し変えた方が良いかと (2017年9月17日 19時) (レス) id: 2aef6f70f3 (このIDを非表示/違反報告)
穹 - この小説とても面白かったです。あと、お知らせとかを見たんですけど、私と同じくらいの年齢でしかも同じ部活というつながりがありました。大変だと思いますが更新頑張って下さい。 (2016年9月21日 15時) (レス) id: 89cf40315a (このIDを非表示/違反報告)
雪原ルナ(プロフ) - えっと、指摘ですみません 小暮じゃなくて木暮です あとこの小説オモシロイです 更新頑張ってください (2016年8月10日 4時) (レス) id: 58ded99dd4 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 蓮覇さん» コメありがとうございます。あぁ！確かにミスしてますね！教えてていただきありがとうございます！ (2016年8月4日 20時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年2月28日 18時
