第２７話「本当のルール」 ページ30
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≪ただ一つ言えるのは……ノア、ここから逃げようなんて事は出来ねぇからな≫
貴方「意味わかんない…」
人間の姿に戻った私はエイリア学園を出て、白恋中の元に戻った
時刻は既に深夜をまわっていた
そして一人、外に出て先ほどのバーンの発言の意味を考えた
彼の発言は一体何の意味があったのか
貴方「寝よう」
変なことは考えるものじゃない
明日に備えて寝てしまおう
*
ガゼル「バーン、何故ノアにあんなことを言ったのだ」
グラン「それは俺も聞きたいなﾆｺｯ」
バーン「けっ、盗み聞きとは趣味がわりぃんじゃねぇの?お二人さん」
少し挑発気味に２人に話を振るバーン
それをガゼル、グラン共に華麗に交わす
バーン「俺達【昔】は仲良し【４人組】だったろ」
昔、という単語を少し強調する。
まるでいまではそうではない、と言っているかのように
グラン「…そうだね、それがどうしたんだい?」
いつもながらの場所で３人はそれぞれのカラースポットを浴びながら会話を続けた
バーン「ノアは自分では自覚してねぇし、それでお前らも忘れてるかもしれないけど、ノアが誰より【仲間想い】の【女の子】だって…忘れんな」
ライトアップされないノアの席を見つめそう告げるバーンの目は、複雑そうだ
ガゼル「気は強いし、冷たいふりするし、甘えようとも辛い時助けや救いを乞う事もしない。何より自分の中でため込むノア……だからあのお方は最後まで『本当のルール』をノアに言わなかったんだろうな」
グラン「あぁ、俺だって…忘れてなんかないさ」
バーン「でもこのままじゃいずれは『本当のルール』を知ることになる」
ガゼル「バーン、君はノアが『本当のルール』を知ったらここを出ていくとでも言うのかい?」
バーン「可能性の１つとしてありそうってだけだ」
『本当のルール』とは【仲間想い】のノアにだけ伝えられていない学園のルール。
敗者に先は無い
つまり、試合で負ければこの学園から【追放】される。
でもそれをノアは知らない
知っていたら俺達と戦うなんてことは言わない。
仲間が追放されるなんて知ったらノアは
今のノアでいられなくなるだろう
ノアは間違いなく、エイリア学園を去る。
ノアにいなくなられるのは困る
俺達４人はいつまでも一緒だ
―・・・例え学園内で敵同士でも。
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ピッピ - 夏未ちゃんの未は美じゃないデスよ(*｀･ω･)ゞ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: ce25d941c4 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - ？？とか夢主の心の声が少し不快です バカにしている、というキモチは分かるのですがもう少し変えた方が良いかと (2017年9月17日 19時) (レス) id: 2aef6f70f3 (このIDを非表示/違反報告)
穹 - この小説とても面白かったです。あと、お知らせとかを見たんですけど、私と同じくらいの年齢でしかも同じ部活というつながりがありました。大変だと思いますが更新頑張って下さい。 (2016年9月21日 15時) (レス) id: 89cf40315a (このIDを非表示/違反報告)
雪原ルナ(プロフ) - えっと、指摘ですみません 小暮じゃなくて木暮です あとこの小説オモシロイです 更新頑張ってください (2016年8月10日 4時) (レス) id: 58ded99dd4 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 蓮覇さん» コメありがとうございます。あぁ！確かにミスしてますね！教えてていただきありがとうございます！ (2016年8月4日 20時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年2月28日 18時
