第１９話「興味」 ページ22
試合開始
私は雷門のペースを掴むべく、はじめの方はサポートに回る
貴女「(ふーん…まだこの程度の実力よね〜)」
これじゃあ、レーゼには当分勝てそうには無いわよね
染岡はどんどん上がってゴールを目指す
染岡「どけぇっ!!」
「きゃぁあっ」
染岡の脅威に白恋中のメンバーは怯える
キレた時のバーンみたい
貴女「……よし」
そろそろ動こうと思った時だった
染岡がちょうどゴールにシュートした途端
吹雪「風になろうよ」
染岡「!?」
ゴール前に現れたのは吹雪士郎、彼だった
貴女「(アイツフォワードって……)」
鬼道「吹雪士郎はフォワードじゃなかったのか!?」
鬼道も同じことを思ったらしい
でも姉さんは《伝説のストライカー》って言った
なのになんでＤＦに…?
頭の中であらゆる可能性を考える
みんなも吹雪の行動には驚きを隠せないよう
姉さんはというと、至ってポーカーフェイスを保っていた
貴女「…」
吹雪「……出番だよ、“アツヤ”」
貴女「(アツヤ……?)」
首に巻いてある白いふわふわのマフラーに触れて小さく呟く吹雪
誰も聞こえてないと思っているかもしれないけど、私にはバッチリ聞こえた
途端、吹雪の目つきは鋭く尖り、顔つきも変わる
あとボーっとしたような感じからキリッとした雰囲気へと変化する吹雪を私は見逃さない。
瞳の色はオレンジ、そしてアツヤ、鋭い目つき…
それぞれパーツを頭の中に組み込んでいく
吹雪「喰らえっ!『エターナルブリザード』ｯｯ」
私にとってはそこまででもないけど、今の雷門にとってはものすごいシュートがゴールを狙う。
円堂「『ゴッドハンド』!!く…ｯうわぁあっっ」
円堂のゴッドハンドハンドはカチカチの氷になり、そして砕けちった
シュートを受けた円堂だけではなく、他の部員もびっくりしている
てか、そりゃあびっくりするわよね
貴女「(吹雪士郎…か…)」
時間があるときエイリアにもどって調べてみようかな
なんだか彼には興味が湧きそうだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ピッピ - 夏未ちゃんの未は美じゃないデスよ(*｀･ω･)ゞ (2017年11月7日 19時) (
レス) id: ce25d941c4 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - ？？とか夢主の心の声が少し不快です バカにしている、というキモチは分かるのですがもう少し変えた方が良いかと (2017年9月17日 19時) (レス) id: 2aef6f70f3 (このIDを非表示/違反報告)
穹 - この小説とても面白かったです。あと、お知らせとかを見たんですけど、私と同じくらいの年齢でしかも同じ部活というつながりがありました。大変だと思いますが更新頑張って下さい。 (2016年9月21日 15時) (レス) id: 89cf40315a (このIDを非表示/違反報告)
雪原ルナ(プロフ) - えっと、指摘ですみません 小暮じゃなくて木暮です あとこの小説オモシロイです 更新頑張ってください (2016年8月10日 4時) (レス) id: 58ded99dd4 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 蓮覇さん» コメありがとうございます。あぁ！確かにミスしてますね！教えてていただきありがとうございます！ (2016年8月4日 20時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年2月28日 18時
