四十七話 ページ3
カイル:我々国には言わないんですか?
貴方:言わないよ。色々とお世話になってるから、ここまで迷惑をかけたくないからさ。
私はいつからこんなになってしまっただろうか。本当は助けてほしい気持ちで一杯なのに。
セルは私の顔を見て、不安な顔をする。私から何か感じただろうか。
トハ:とりあえず、戦略を考えたほうがいいかもしれないな。なにか案はないか?
セル:Aさん。貴方無理してません?
会議が終わってすぐにセルが聞いてくる。やっぱり、不安だったことが感じてたんだ。
私は少しひきつった顔になりながら、大丈夫と言う。
貴方:(私がこの国を守っていくしかないんだ。)
外では、フッパとメルフィが模範戦をやっている。フッパは積極的に攻めていき、メルフィは防御しながら攻撃をしている。
皆は色々準備をしているのに、私は何もしていない。
貴方:はぁ、私は何してるんだろう。私だけ取り残された感じ。
外に行き、煙草を取り出して火をつける。煙草の味もとても苦く感じる。
泣きそうになり、フードを深く被る。幸いに、周りは誰もいない。
ここにオスマンが居てくれたら、ハグしてくれるか、優しく頭を撫でてくれるだろう。
でも、ここにオスマンはいない。私の周りにはただ、寂しく通る冷たい風だけだった。
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、 - オリフラ外したほうがいいですよ (2018年4月20日 20時) (レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
はら - ちゃんとオリジナルフラグを外して下さいねー (2018年4月19日 16時) (レス) id: dfc1704de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しか猫 | 作成日時:2018年4月19日 16時