私と彼とのほのぼの恋人記3[文スト]太宰治

生きる意味 ページ13

太「それに時々Aはもの凄く悲しそうな顔をする時があったのだよ。ついでにそれの調査でもしようかとね。それに全ては死ぬまでの暇つぶし。そんな軽い気持ちで付き合い始めたんだ」

貴『おい。女たらし。家にハンマー合ったかしら』

太「止めて！？続き聞いてよ！？」

貴『ん。てかだから浮気してたのかよ』

太「まぁそうだね『おいごら』まぁまぁ。でも付き合い始めて段々本当に好きになっていった」

貴『確かに付き合い始めの頃、治の笑顔が仮面みたいだって思う事なんてしょっちゅうでしたけどね』

太「おや？そうなのかい？」

貴『与謝野さんに相談した事もしばしば』

太「すまなかったね。続き話して良いかい？」

貴『どーぞ』

太「Aがナンパされて連れて行かれそうになっていた時に分かったんだ。私はAの事が本気で好き何だって」

貴『何その少女漫画的な展開』

太「本当にそうだよね」

貴『緩いな。続きどーぞ』

太「それでずっとAと過ごしてると死ぬ事を先延ばしにしたくなるのだよ。もう少しこのまま、生きてみても良い。Aと一緒に居られるのなら、生きてみても良い。」

貴『朝から入水してた奴が良く言いますよ』

太「それはAが来てくれるかな？と思ってね？」

貴『行くに決まってるじゃん』

太「何故分かる？」

貴『私も・・・治の事好き・・・だから///』

太「私もだよーAー」

貴『うわぁっ！急に抱き付いて来ないでよ頭打つじゃないかこの阿呆が。』

太「御免ね？あまりにもAが可愛すぎたのでね。」

貴『そういう事言わなかったら胸を張って私の彼氏って言えるんだけどなー』

太「えぇー、今の私が嫌かい？ならどうにかして変えn『良い』ん？なんだい？」

貴『そのままで・・・良い。私は今の治が好きだから。///』

太「っ！？嬉しい事を言ってくれるね。」

貴『こんな、不器用な私だけど。酷い事とか言っちゃうかもしれないけど。私はちゃんと治の事好きだからねっ！』

太「デレ期かな？いやぁそれはとても嬉しいね」

貴『煩い！///』

太「痛い痛い！叩かないでよ！もう、可愛いなぁ」

貴『嗚呼ー！もう！ブレないなぁ、治は。仕方無い。今日だけだからね？』

太「Aから抱き付いて来る事は無いと思っていたよ・・・」

貴『やかまし。あれ？もう夕方か。治。御免半端無く眠いのでこのまま眠らせて。』

太「いいよ」

貴『すぅ・・・』

太「いつもありがとう。お休み、A」

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