私と彼とのほのぼの恋人記[文スト]太宰治

浮気モンダイ4 ページ9

太「Aちゃんが心配してるとも知らずに！」

貴『えっ！？』

なんで知ってるの？

太「Aちゃんが帰った後！ありさちゃんとナオミちゃんと与謝野先生に言われたんだ！」

太宰の声がおかしい。声が・・・・・震えてる？

私は太宰を見ようとドアののぞき穴から太宰の顔を見てみた

貴『・・・っ！？』

太宰は・・・









泣いていた｡今まで太宰が泣いているとこなんて見たことなかったのに｡

泣くほど・・・後悔してくれてるのかな・・・
泣くほど・・・私の事大切に思ってるのかな・・・

私が・・・泣かせた・・・？

なら、謝らなきゃ。でも少しからかってみようかな←

貴『絶対許さない！とっとと出て行って！私の前に二度と現れないで』

太「っ！・・・分かった」

え！？待って！？行かないで！？真に受けないで！？

ガチャ！

太「！？」

貴『嘘だよ。さっきのは。許した！出て行かないで！二度と現れないとかイヤだ！』

太「！？」

貴『驚きすぎだろ�・！後もう泣くな�・！幹部命令だ�・!』

太「私も一応幹部だったのだけれども・・・」

貴『細かいことは気にするな！はい！ハンカチ！えっと・・・なんで濡れてんの・・・』

太「Aちゃんが出て行った後にすぐにここにきたけど居なかったから探していたのだよ」

貴『で。そこに雨が降って来たと・・・。風邪引くよ！？風呂は入れは風呂！？』

太「一緒に入らないかい？」

そう言われて太宰を見ると泣きやんでいた

貴『嫌だ。歳考えろ。後絶対襲われる。』

太「えーいいじゃないかぁ」

貴『よくないよくない。風邪引くから早く風呂入れ』

そう言いながら太宰をグイグイ押しながら家に入る。

太「・・・私が来るまで寝てたでしょ？」

貴『うん。あ！洗濯物！雨が降ってたんなら・・・はぁやっぱり』

太「洗い直しだね」

貴『めんどくさい。』

太「私がやろうか？」

貴『お前は早く風呂入れ』

太「はぁい」

貴『太宰。』

太「何？」

貴『次浮気したら別れる。二度と口聞かないから』

太「分かった。もう絶対しないよ」

貴『後泣かせてごめんね。本当は太宰の事大好きだから！』

太「え！？何々もう一回言って！録音するから！」

貴『煩いなぁ！とっとと風呂入れ！おりゃ！』

太「痛い！蹴らないでよ！入るから！」

ガチャン

さてと私は洗濯物洗い直すか

「嫌よ嫌よも好きのうち」

太宰が風邪を引いた！？→←浮気モンダイ3

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