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涼「優斗、Aちゃんテラス席まで案内してあげてよ」
A「テラス、？」
涼「そう、そっちの方がよく見えるからお花見にオススメなの」
A「へえ、」
涼「瑞稀はオレと料理運びね〜」
瑞稀「あいよ」
優斗「行く？」
A「うん」
店の奥に進み、大きなガラス戸に手をかけた
A「わぁ、、」
テラスへ1歩踏み出した君が思わず吐息を溢していた
俺も息を飲んだ
ガラス戸を開けるまでは見えなかった、白っぽい桜の花が
よく晴れた水色の空に映えている
思わず伸びをしたくなるそんな空だ
君は桜の木を見上げたまま進んで、
太くて大きな幹に手を当てて3回ほど深呼吸した
優斗「…Aちゃん？」
A「ん？」
優斗「なにしてるの？」
A「こうするとね、生命力を分けてもらってるような気がするんだよね」
優斗「…生命力」
A「うん」
俺も君と同じように幹に手を当てて一度だけ深呼吸をした
A「どう？」
君はいたずらっぽく笑った
優斗「俺にはわかんないかも」
A「そっか、私のこと変な奴だと思った？」
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駆凪 - いえいえ！更新、楽しみにしています！ (2022年8月16日 19時) (
レス) @page48 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
砂漠のうさぎ(プロフ) - 駆凪さん» ありがとうございます！そう言って下さりとても嬉しいです！これからもぜひ楽しんで読んでください！！ (2022年8月15日 20時) (レス) id: 67b75537e7 (このIDを非表示/違反報告)
駆凪 - すごく面白いです！！頑張ってください。 (2022年8月15日 13時) (レス) @page48 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂漠のうさぎ | 作成日時：2022年1月20日 22時
