2. あめの日 （葵）�� ページ2
Aが倒れてから、何時間か経過した頃…
『ん…？』
葵｢あ、A！目が覚めた？｣
『あれ…私…』
Aが体を起こすと
葵｢まだ寝ときなよ｣
葵｢A…急に倒れてびっくりしたんだから…｣
『あ…そうなんだ…ごめんね？葵くん…せっかく約束してたのに…』
葵｢それどころじゃないだろ｣
葵｢Aはさー、すぐ無理するんだから…｣
葵｢どうせ、昨日の夜も陰陽師の修行、頑張ってたんでしょ？｣
『ちょっとだけ…』
葵｢ちょっとじゃないっ！｣
葵｢雨に濡れただけで倒れるっておかしいなって思ったんだ…｣
葵くんが下を向いて小さな声で言う
『ごめんね、心配かけて…』
葵｢…ほんとに…Aが倒れた時、このまま目を覚まさないんじゃないかって…｣
『うん…ごめん…』
葵｢…次からは、Aが無理する前に僕が気づくよ｣
葵くんが真剣な眼差しでAを見つめる
葵｢なんてったって、“悟り”だからね｣
笑顔でそう言う葵くん
『ありがとう…葵くん…』
Aが微笑む
葵｢っ…/////｣
葵｢そ、それとっ！！////｣
葵くんが恥ずかしそうに話しを逸らす
葵｢A…男の子に傘渡したんでしょ？｣
『え！？な、なんでそれを…』
葵｢男の子が傘、返しに来たよ｣
『…！返さなくても良かったのに…』
Aが小さく呟く
葵｢はぁ…｣
葵｢男の子に傘渡して、自分が濡れて走るだなんて…｣
『う…』
葵｢まぁ、Aのそういう優しいところが僕は…///｣
『え？なんか言った？』
葵｢な！なんでもないっ！！///｣
葵｢あ！それより、その男の子、お礼にってこれも…｣
葵くんが見せてくれたのは、色とりどりの飴玉だった
『これ…』
葵｢綺麗だよね｣
葵｢絵に描こうかな…｣
『いいね、ぜひ見せて欲しいな』
葵｢いいけど、描くまで食べられないよ？｣
『あ…我慢します…(笑)』
葵｢あはは、嘘だよ(笑)！1つくらい食べなよ｣
外では、未だ雨の音が響いていたが
2人はキラキラと輝く飴玉を眺めながら、笑いあっていた
おわり
続く (更新停止中)
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鈴雫(プロフ) - 短編、葵ちゃんが凄く可愛くて！｡+ﾟ(*ノ∀｀)ｸﾞﾊｯ好きになりました！私もドが付くほどよく知らない状態であや恋書いているので←←自分と一緒にするな((殴o(｀ω´*)o更新楽しみにしてます！頑張って下さい〜☆←←（私も更新しないと…汗(´θ`llll)） (2019年4月12日 22時) (
レス) id: 8850fd4bbb (このIDを非表示/違反報告)
舞乃(プロフ) - 零さん» うぅ…ありがとうございます(´；ω；｀)！！初めて応援コメント頂きました！こんなんか初心者の作品に本当にありがとうございます(*´-`*) (2019年4月2日 22時) (レス) id: e27fd69cf2 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - あや恋の作品が…どんどん増えていく…(；ω；｀*)ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…あれ、嬉しすぎて涙が……これからも頑張ってくださいっ！応援しています(｀；ω；´)〈ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ! (2019年4月2日 2時) (レス) id: 87136d049a (このIDを非表示/違反報告)
舞乃(プロフ) - かなとさん» すみません、ご報告ありがとうございます。修正致しました。確認不足でした…すみません。 (2019年4月1日 23時) (レス) id: e27fd69cf2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月1日 1時) (レス) id: 3bbaf93e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢乃舞乃 | 作成日時：2019年4月1日 1時
