悪役令嬢は破滅エンドを認めない 〜転生したら神のせいで悪役令嬢になっていた。私はヒロインを所望したはず！〜

従者……の前に先生のご登場みたいですのよ！ ページ48

ヴィリー先生は御年18歳のお若い(？)青年。



……なんかめっちゃしっかりしてて前世の私と同い年とか信じらんない……。



私なんて前世で年下と全力鬼ごっこして大ケガしてたってのによ……。



ついでに転生少女のわたくしは、家庭教師なんていなくても５歳児の学習なんていらないので、この世界独自の科目以外は膨大すぎる魔力の調整のため、魔法の練習をしています！



だから、彼は家庭教師っていうより魔法の先生みたいな感じかな？



「はぁ。とにかく、魔法の中で一番扱いやすいのは植物の魔法です。植物の魔法の中でも四種類に分けられますが、それは前回やりましたよね？」



「はい！確か、花、木、葉、治癒でしたよね？」



「その通り。四種類で特に幼くても扱えるものが治癒ですが、これは振り幅が広く、子供でも扱えるものから専門的なものまで様々です。」



ヴィリー先生がキラリと瞳を光らせてこちらを見る。



こういうときは、大抵──。



「ではエミール嬢？さっそくやってみましょうか。」



「はーい！」



実技のお時間だ。



ついでに、なんで先生がたかだか５歳に『専門的』だとか『様々』だとかいう５歳児に使うにしては難しいことばっかり言うのかというと、──。

問題集がヤバイみたいです！？→←従者のご登場ですの！6

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• 健康運: ★★★★★
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