【wrwrd】人外しかいない世界で少女は王国を作る (ページ10)

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鬼ページ10

ひとらん視点

俺はひとらん

いきなりだが俺は鬼だ

肉や骨を食べる鬼族

特徴的な角と牙がある

ただ俺は貧乏人で弱い

だから同じ鬼族や他の種族すら食べれない

そんな中、パンなどの料理にあった

それは美味しくもないけど不味くもない食事

だけど俺は必死でパンにかじり付いた

そしてその事からそのパンなどを作るのに興味を持った

そして今の畑作りにいたった

だが、とっても立派な種ができても「安く買えればいい」といい立派差や味など他の奴らはどうでも良いのだ

そのせいで俺の種は売れず、値下げしても誰も見向きもしなかった

俺の努力はなんだったのか。

苦しい気持ちでいっぱいだった

そんな時ふっとあたまに「この種を餌に他の種族を殺して食べればいいのでは？」という考えがあたまに入ってきた

そうだ。そうすれば、、、、そんな時

『おにーさん！その種全部売ってください！』

と声が聞こえた。振り返ってみると黒のフードを被った少女がいた

この少女を食べようと思ったがふと疑問に思った。全部買う？

ひとらん「買ってくれるの？」

そういうと少女は

『もちろん！その種メチャクチャ品がいいじゃないですか！』

と言ってくれた。初めてわかってくれた。理解者がいてくれた。そう思うと心が軽くなりこの少女を食べようという気持ちは無くなっていた

『あっ！何円なの？その種』

値段を聞いてきたので値下げ前の価格を言った

ひとらん「全部で100円」

種なんてしょせんこのぐらいの価値なのだ

『安すぎるよ！そうだ！』

は？安い？これでも種としては高い方だ

するとポケットからお金をだす。ざっと20万程度だった

『コレぐらいしかないけどコレでその種をくださいな！』

俺は驚いた

ひとらん「え！？いやそんなに貰えないよ！」

『いいの！いいの！』

と言った