ーひかりふる路ー※ ページ9
ネタバレ注意※
登場人物
マクシミリアン･ロベスピエール(望海風斗)…ロ
マリー=アンヌ(真彩希帆)…マ
ジョルジュ･ジャック･ダントン(彩風咲奈)…ジ
サン=ジュスト(朝美絢)…サ
リリー･エマール(香恋真衣)…リ
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ロ「マクシムだ！」
サ「…マクシム！」
2人は握手を交わす。
サン=ジュストの後ろには小さな女性が遠慮気味に隠れている。
サ「マクシム、彼女はリリー･エマール。」
ロ「よろしく、エマール嬢」
リ「そんな呼び方される程の者ではありません…
リリーと呼んでください！」
ロ「わかった、リリー。」
〜〜
リ「サン=ジュスト…」
サ「何だい？リリー」
リ「彼…なんだか怖いわ」
サ「マクシムのこと？どうして…」
リ「わからないの！
でも、なにかが起こりそうな予感がして…」
サ「考えすぎだよ、君のいつもの悪い癖さ。
彼は素晴らしい人間だよ」
リ「…だと、いいのだけれど」
〜〜
リ「あの男どうかしてるわ！恐怖政治だなんて馬鹿げてる！」
サ「彼を侮辱するのか！
私達のやり方は間違っていない！」
リ「貴方もよ！まるで取り憑かれたかのように彼を崇拝して、革命革命って！」
サ「彼に従えばこの国は平和になる！」
リリーはサン=ジュストを軽蔑したように睨む。
サ「リリー、どうして分かってくれない…
僕達はずっと一緒にやってきたじゃないか」
リ「…でも、あの人に会って貴方は変わった」
サ「…そうだ、彼のおかげだ」
リ「まだそんなことを…！！」
サ「帰ってくれ」
サン=ジュストは背中を向け歩き出す。
リリーの目には微かに涙が浮かぶ。
リ「…私は、貴方を愛しているのに」
小さな声だが、サン=ジュストには聞こえた。
驚いたように振り返り、見つめる。
サ「僕だって…愛しているさ。
なのに、何故君は僕を信じてくれない…」
サン=ジュストはリリーの涙を拭くが、
その手を避けられる。
リリー「…今の貴方は何も見えていないわ。
愛しているけど、貴方は間違ってる」
サン=ジュストはその言葉に怒り、
リリーの頬を強く殴る。
リリーは倒れ込み、サン=ジュストはその場を去った。
〜〜
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gori(プロフ) - 宝塚の作品が少ないので書いてくださってありがたいです。そしてすごく面白いです！大変だとは思いますが、これからも更新してくださると嬉しいです！楽しみにしてます。そしてお時間あったら他のジェンヌさんバージョンも作ってくだされば嬉しいです！応援しています。 (2020年3月24日 1時) (
レス) id: d0e7f4a41b (このIDを非表示/違反報告)
はなか - 先日宝塚を観劇し、宝塚の作品がないかあと思い探して見つけたこの作品。本当に面白いです！作者様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (2019年11月9日 0時) (レス) id: c0a65210c3 (このIDを非表示/違反報告)
りんかり(プロフ) - 朝美絢さんが好きで読まさせていただきましたがとても面白かったです。大変だと思いますがこれからも更新楽しみにしています！ (2019年9月28日 9時) (レス) id: 033700b5e4 (このIDを非表示/違反報告)
*あおいたんぽぽ*(プロフ) - みゅうすけさん» ありがとうございます！舞台も是非！私のようにDVDで楽しむのもありです！(地方の者なので中々行けない…泣)気持ちをわかって頂けて嬉しいです！ちょっと感じ悪かったかと思ってたので…これからもよろしくお願いします！ (2019年8月1日 0時) (レス) id: b20275366f (このIDを非表示/違反報告)
みゅうすけ(プロフ) - だいぶ前から宝塚には興味はありましたがこの間のFNSから朝美絢さんにどハマって舞台観賞検討をしてしまったやつです。他界隈でファン歴20年弱やってたので贔屓してる方が世に知れ渡る嬉しさと、でも知られてしまった...と言う気持ちはとてもわかります！ (2019年7月31日 19時) (レス) id: 8abfd133c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*あおいたんぽぽ* | 作成日時：2018年8月21日 9時
