男性恐怖症(陰キャでもある人)だけど、演技で色々大丈夫だったりじゃなかったり,,,(;^ω^)【d!】 (ページ49)

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『さっさと失せろや..くそ野郎...』　ci視点ページ49

ci視点

『あれ、Aやん』

syp)「ん？はぇーマジやん」

今日は放課後に生徒会の集まりがあったから

Aには先に帰ってもらった。

まぁ言うてグルさんが勝手に開いた集まりやねんけど..
※内容：Aのこと←

で、今。帰り道、Aが居るん見つけたんや。

たった一人で道端に立っとるんよ。

syp)「何しとんのやろ..」

『さぁ？...声かけてみる？』

syp)「せやな、...え、俺大丈夫なん..」

『一応離れてればええんちゃう？＿＿A－－！！なにして＿＿！！』

「～～～、～～」
「～～～。..～～？」

「...」ﾁﾗｯ

今のA..

『・・・』

syp)「....あれ誰？」

「～～。～、～～」

「！....」

syp)「..チーノ？」

無理しとる..

『..あれはAの両親や。』

syp)「はぇー..模範的家族みたいやな。子供真ん中にして歩いて..」

手つないでるし、そう言ったショッピの言葉を無視して俺は歩きだす。

syp)「え、ちょ！チーノ？！えぇ..どこ行くん..」

『...』

駄目や..あかん

あの両親を..Aのそばに置いたらあかんのや！！

『クッソ...』ﾎﾞｿｯ

・

syp)「なぁチーノ..ここなん？Aの家」

『せや..』

”A”のな。

ショッピの言葉に軽く返事をしてAの家の鍵を取り出す。

syp)「え、なんでもっとるん」

『後でな』

鍵でドアを開け、家に入る。

目の前にいたのは..

「！！..誰だお前ら！」

そう言って怒鳴るAの父親だった。

『はははｗいやぁ久しぶりですねぇ創旗さん！僕ですよぉ』(⌒∇⌒)

そう言って俺は眼鏡に触れる。

「あぁチーノ君か！！大きくなったやないか！..隣の少年は？」(*^-^*)

syp)「あ、どうも。チーノの友人のショッピです」

ショッピ君ね、よろしく。と返事をしたAの父親。

挨拶を交わしている声を聞きつけ近づいてくる足音。

「チーノ君来たのー？..あらぁ！！大きくなったわね！」
「そうだよなぁ、俺もそう思うよ！」

「・・・」

母親の後ろをついてきたのかひょこっと顔を出したA。

それを見た俺は靴を脱いで、ショッピを連れてAの元に

歩み寄る。

ショッピも急いで靴を脱いでついてきた。

「え、ちょ」

「ん？」
「！..何をしとるんや..？」

俺はショッピとAをリビングに押し込み、

ドアを閉め、その前に立つ。

『さっさと失せろや..くそ野郎...』

自分とは思えないほどの低い声で俺はそう言った。